6才と9才の子供がいる専業主婦です。独身の頃は働いていましたが、今は子育てをしながら家事をする毎日です。
でも最近、
「専業主婦のくせに…」
「働いてないくせに…」
「ヒマじゃないの?」
と、心ないひと言を言われることが増えてきて、肩身が狭い思いをしているんです。
下の子が小学校に入るまでは、毎日忙しくしていたんです。
子供も大きくなってきたので、ようやく最近になって、自分の時間も作れるようになり、習い事や1人カフェなども楽しめるようになりました。
私は、家事や子育てなど内向的なことが好きな性格。仕事していたときよりも、楽しく過ごしています。
夫は反対に、家のことよりも、外のことが好きな性格。役割分担という意味でも、専業主婦は合っていると思っていたんです。
それ以上に、仕事と主婦業を両立できるほど、器用な人間でもないと自分で理解しています。その点は、夫も理解してくれていて、感謝しています。
自分としては、「これでいい」と思っていたのですが、周りが働いているお母さんが多いので、周囲の目を気にしてしまいます。
友人や親族には「専業主婦ってヒマじゃない?」「なぜ働かないの?」「昼間何やっているの?」と聞かれます。義母には「専業主婦のくせに…」と言われることがたまにあり、すごく嫌なのです。
専業主婦というだけで、とても肩身が狭い思いをしています。
なんて言い方をされてしまうと、傷ついてしまいますよね。
専業主婦は「ラクをしている」「さぼっている」と思われているのではないか?という不安が、頭をよぎってしまいそうですよね。
そう聞いた張本人は、悪気なく、なんとなく、聞いただけだと思いますが…、言われた方は、いろんな想像をしてしまうものです。
6才と9才まで、2人のお子様を立派に育てて、家を守ってこられたんです。肩身が狭い思いなんて、する必要はないと思います。傷つかなくて、大丈夫ですよ。
人には、さまざまな人生の生き方がありますよね。
・専業主婦の人。
・働きながら子育て・家事をしている人。
・独身の人。
そのどれが正しくて、どれが間違っているかなんて、誰にも決められないですよね。
でも、みんな、自分が選んだ道(選ばざるえなかった道)は
ものです。だから、他の道を選んだ人のことを否定したくなる。そんな気持ちを、誰もが持っているのではないでしょうか。
私も独身の時は、結婚している友達が羨ましいと、内心思いながらも、
「独身は気ままで楽しいから、これでいいんだ!子供がいたら遊べないし…」
と自分に言い聞かせながら、必死に慰めていましたよ。
結婚してからは、独身の友達のフットワークの軽さや自由に遊べる姿を見て、羨ましいなと思いつつ、「でも、ずっとひとりは不安だよね」と思うのに必死です。
いつも、いつも、自分の選んだ道は、間違ってないと言い聞かせていました。
もちろん、いつも羨ましいと思っているわけではありません。そんな“やさぐれた気持ち”になってしまうときは、必ず自分に
するときでした。
少し厳しいことを相手に言ってしまうときは、その人の心に余裕がないとき。
本心ではないどころか、自分に対する
しまっているだけなのかもしれませんね。
「専業主婦ってヒマじゃない?」
「なぜ働かないの?」
「昼間何やっているの?」
と聞いてきた友達は、実は内心、専業主婦ができる〇〇さんのことを、羨ましく思っているのかもしれませんよ。
もちろん、〇〇さんからすると「専業主婦も大変なんだよ!」と言いたくなると思います。
実際、お子様を育てながらの主婦業で、たくさん努力をしてきたのだと思います。
で、子育てと家事が、絶え間なく押し寄せてくる毎日だったのではないでしょうか。
でも、きっと〇〇さんは幸せそうに見えるのだと思いますよ。みなさんに羨ましがられるくらいに。
“苦労しています感”が、表に出てしまっているよりも、みなさんに羨ましく思われるほうがいい。
そうは思いませんか?
そう思っている人も、実は多いのかもしれませんよ。
時間に追われる忙しい毎日。
会社にも気を使う毎日。
イライラしてしまう毎日。
自分の生活に満足していない。わたしの人生、何かが違う気がする…。だけど…
いろんな思いが交錯した結果、選んだ「働く」という道。
でも、ふと気がつくと、
そうつぶやいている自分がいる。
心が疲弊しているときに、専業主婦の方と話すと…。悪気はないけれど、羨ましいという心の声がもれてきてしまうのかもしれませんね。
働いているママさんは、会社の中で肩身が狭い思いをしてしまうものですよね。
「仕事」も「子育て」も「家事」も、すべてが中途半端。
「申し訳なさ」と「モヤモヤ」と「疲れ」が押し寄せてくる。
お子様が大きくなると負担は減るといっても、独身の人や男性と比べてしまうとね。やっぱり肩身が狭くなってしまいますよね。
どんな道を選んでも、
のでしょうね。
“お互い大変だよね”と思っていると、言われた言葉に過剰反応しすぎないですむのかもしれまんせんね。
東京などの都心生活は、
もちろん、そうですよね。便利なモノがいろいろとそろっている。
でも、
スローライフ生活を求めて、地方に移り住む人だっている。
”専業主婦”とは、そんなスローライフ生活を自分で選択したのと同じ。とも考えられないでしょうか。
東京に住む人からすると、
と言われることもあるでしょうね。
あなたは、
と答えるのではないでしょうか。
”地方” ⇒ ”専業主婦”に置きかえてみると…
なんだか、似ていませんか?
ご主人が、専業主婦に賛成しているのであれば、それで問題ないのではないでしょうか。
家族で決めたこと。
「物の豊かさ」ではなく
を自分たちで選んだ。
ただそれだけのことだと思うと、気持ちも軽くなるのではないでしょうか。
「夫婦共働き」でも、
なんて、ぜんぶ完璧にできれば、それはいいと思うかもしれませんね。
でも。そんな理想通りにはいかないもの。
それ以上に、
ではないでしょうか。ちょっと足らないぐらいが、「余裕」があって、ちょうどいい。
完璧には、
”ある”ように見えて、”ない”こともいっぱいあるのが、”完璧”のふしぎなところ。
“ちょっと足らない”を、どこにするのか。
それを、自分で選択するから、人生っておもしろいのかもしれませんね。
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