ことり電話
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こんにちは。カウンセリング実績4,400件以上の夫婦関係修復カウンセラーの岩田昌樹です。
家に帰ってくると、テーブルの上には、妻の手書きの「置き手紙」が…。そこには
と、事務連絡のような文章が。LINEで妻に「なぜ?帰ってきてよ!」と送ろうと、携帯を手にした瞬間、フリーズしてしまった。
追い打ちをかけるように、妻からLINEが送られてきたからだ。
無機質で、感情のこもっていないその一文を見て、血の気が引く思いがした。
「妻が家を出て行ってしまった…。」突然つきつけられたその現実を受け入れられず、茫然自失状態に。
心当たりがあるようで、ない。つまり、「さっぱり、わからない…」というのが本音。走馬灯のように、ちょっとした衝突・妻の表情・普段の会話・夫婦喧嘩など、過去の出来事が脳裏に蘇ってくる。
「あれだろうか?」「いや、違う」「あのときだろうか?」
思い当たることがありそうでいて、確信は持てない…。でも、まさか、妻が家を出て行ってしまうほどのことをしてしまっていたなんて…。今さらながら、
がわき上がってくるのではないでしょうか。
今回は、嫁が出て行った後、後悔している方に向けての考え方を、心理カウンセラー・岩田昌樹がお届けしたいと思います。
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降ってわいてきたかのように、突然起きた出来事に、パニック状態になっていないでしょうか。そんなパニック状態の中で浮かんできた思いは、ただ「ひとつ」。
「頭」では理解しているつもりだけれど、まるで現実を拒絶するかのように、わたしの「感情」は理解してくれない。心は、頭ほど、簡単に現実を受け入れてくれないものですよね。
そんな状態のときは、感情に突き動かされるように、妻に自分の感情を押しつけてしまいやすいんですよね。
そうして自分の思いを伝えても、伝えても、妻からはまったく返信がない…。焦りが感情をざわめかせ、さらに何度も、毎日のように連絡をしてしまうこともあるんですよね。
でも、それは「逆効果」なんです。離婚を回避できるどころか、離婚への道を整備してしまっているようなものです。
今回は、「妻が家を出て行って、離婚したくないときにするべき対処方法」をご紹介してみたいと思います。
ではさっそく、妻が出て行ってしまったけれど、離婚したくないときにとるべき対処方法・5選をご紹介させていただきます。
夫婦の間の「価値観の違い」「すれ違い」「不満」などは、どの家庭にもありますよね。そんなときは、話し合いや自分の気持ちを伝える・謝罪などが大切になりますよね。
ただ、「家を出て行く」という妻の決断は、かなり大きな決断です。実家に帰ったのであれば、親の耳にも入ってしまいます。経済的にも負担がありますよね。もし子供がいるようでしたら、子供の発育への影響もあるかもしれません。
そんなリスクをすべて受けいれた上で下した、妻の重大決断なんです。とすると、
といった表面的な言葉だけで、すんなり奥様が帰ってきてくれると思うのは、虫が良すぎるのかもしれません。
もちろん、気持ちを伝えることも大切だと思いますが、それはあくまで、脇役であるべきです。それ以上に、
ことが大事です。
そんな風に、奥様の気持ちを理解して、受け入れて、決断を尊重するんです。
奥様が家を出て行ったのは、「わたしの辛い気持ちをわかってほしい」からですよね。「夫婦関係の修復は不可能」と考えている場合もありますが、その場合、最初から離婚を迫ってくることが多いのではないでしょうか。
大きくはないかもしれませんが、「わかってほしい」という期待が少し残されている。だからこそ、離婚ではなく、家を出て行くという手段を取った。そういう場合もありますよ。
奥様の気持ちを理解して、受け入れて、決断を尊重することは、
と、奥様に思ってもらうための1ステップとして、とても重要だと思いますよ。奥様の強い意思をまずは受け入れるということは、つまり、
です。そのことを頭に刻み込みましょう。
家を出て行った奥様は、夫から
わけですよね。距離を遠ざけたわけです。
ということは、私から連絡を取って、距離を近づけようとすればするほど、離れていってしまうものです。つまり、連絡をすればするほど、返信がまったくなくなるどころか、ブロックされてしまうかもしれません。遠い距離を保とうとしているのですから、当然ですよね。
もし距離を近づけて、連絡したり話し合ったりできる状態であれば、奥様は家を出て行く前に、すでにそうしていたはずではないでしょうか。奥様は、
んです。同居している状態で、夫にわかってもらうことはムリだと、匙を投げたんですよね。わたしの意志を、夫に伝えるためには、家を出て行くしかないと思ったのではないでしょうか。
距離を取って連絡を最小限にすることは、奥様の意思です。奥様の意思を尊重するためにも、連絡は最小限にとどめることは、とても大切だと思いますよ。
妻が家を出て行くといった非常事態が起こってしまうと、
と、自分のすべてを否定された感じがしてしまいますよね。すると、心のどこかで「自分は悪くない」と、無意識に抵抗が始まってしまうものです。
ただ妻の側からすると、埋めることができない大きな不満があったことは、確かなんですよね。その不満を解消して離婚を回避するためには、「原因はなんだったのか」自分と向き合って理解を深めていくしか方法がありません。
不満を感じている妻の考え方を変えようとしてしまうと、妻はさらに
結果となり、離婚へ道を着実に前に進めてしまうことになります。
つまり、原因はなんだったのかを、言葉にして、
みる必要があるんです。とにかく過去を思い出し、時系列に並べて、一つ一つの出来事を徹底的に振り返ってみましょう。
家を出て行くに至ったが問題が解消されなければ、もし奥様が家に戻ってきたとしても、また夫婦の間で、問題が再燃してしまいますよね。
再燃してしまうと、一度、家を出て行った奥様なんです。今度は「離婚」を迫ってくる可能性が、かなり高くなるのではないでしょうか。ちなみにその問題は、
で起こった問題なのでしょうか。おそらく、これまでの「仕事」「恋愛」「親」「友人」などの関係でも出てきた、根底ではつながっている根深い問題があるはずなんですよね。
人生において、似たようなことがあらゆる人間関係で起こっている。そんな
であることが、ほとんどなんです。
とすると、妻が出て行った問題は、起こるべくして起きた問題と言えるんです。つまり、自分との向き合い方を、夫婦関係にはとどまらせてはいけないんです。
無意識に、ずっと避けてきた問題だったのかもしれません。痛みに触れることは、誰だってイヤなものです。逃げたくなるものです。
奥様が家を出て行ったという出来事が、
と思うべきなんです。人は、大きな問題と向き合うとき、もう避けることができない「大きな出来事」がどうしても必要なんです。
それが「今」なんです。「今」、人生がチャンスを与えてくれているんです。だから、「今」逃げずに向き合いましょう。
あと何十年も残っているあなたの人生を、輝かしいものに、自分の力で変えていくんです。「今」がチャンスなんですよ。
家を出て行った奥様との関係を良好にしていくためには、
ことが大切です。だから、
それらは「後回し」でいいんです。誤解を招くかもしれませんが、「必要ない」のかもしれません。
できれば「数ヶ月」。自分と向き合う時間をしっかりと取りましょう。そして、向き合った結果を、丁寧に奥様に伝えてみましょう。それは、とても苦しい作業かもしれません。
ただ、それはあなたにとっても、人生の大きな実りになると思いますよ。そして、それが家を出て行った
だと思いますよ。
では、出て行ってしまった妻に対して、できることはないのでしょうか?できることは、それほど多くないかもしれませんが、離婚を回避するために、押さえておきたいポイントを2つ、ご紹介させていただきます。
何の話し合いもなく、突然、妻が家を出て行ったとき、「勝手に出て行ったのだから、自分の生活のことは自分で責任を持ってほしい!」と思ってしまいがちですよね。
奥様に、夫と同じか、それ以上の収入があるのであれば、それでもいいのかもしれません。ただ、専業主婦だったり、パートで収入が心細かったりした場合は特に、夫の方から、
生活費を支払ってあげるべきだと思いますよ。
法律上、一定の生活費を負担するべき義務があることも理由のひとつですが、それ以上に、奥様に対して
になるからです。奥様に「やり直したい」と思ってもらうためには、経済的な部分でも、心の度量の大きさを示すことが大切です。その貴重なチャンスを逃すのは、もったいないのではないでしょうか。
「出て行かれた」という一時的な感情に左右されるのではなく、生活費を負担する意思を、奥様に
が、離婚を回避できるかどうかの「大きな分かれ目」になるかもしれませんよ。
離婚届は、必要事項を記載して役所に提出すれば、記載内容に不備がなければ、受理されてしまいまうものです。つまり、違法行為とはいえ、出してしまおうと思えば、奥様が
ものなんです。役所が審査するのは、離婚届の形式的部分のみで、夫婦双方に実際に「離婚の同意があるかどうか」までは、調べてくれないからです。
「離婚届不受理申出」とは、勝手に離婚届が出されてしまうことがないように、
ことなんです。勝手に離婚届を出されてしまい、離婚が成立してしまうと、それを取り消すには戸籍を修正する手続きをしなければいけません。家庭裁判所に調停や訴訟を起こす必要があり、大変な手間がかかってしまいます。
離婚したくないという意思を奥様に伝えるためにも、念のため「離婚届不受理申出」の手続きをしておいてもいいのではないでしょうか。
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人間関係全般を得意分野としています。
「ことり電話」は、夫婦でつくったカウンセリングルームです。
1、『夫』と『妻』
2、『男性目線』と『女性目線』
3、『カウンセラー』と『相談者』
わたしたち夫婦は、立場や考え方・価値観が違う2つの目線で、お互いに話し合ってきました。
わたしたち2人の夫婦仲も、もちろん順風満帆だったわけではありません。
長い長い紆余曲折・離婚の危機を、夫婦2人で乗り越えてきたからこそ、カウンセラーとしての深みも出てきたと感じています。
心理学などの理論も、もちろん大事です。それ以上に、夫婦で営むカウンセリングルームだからこそ、伝えられるパートナーシップの実体験が、話に深みをもたらすのではと、わたしたちは考えています。
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突然、家にひとり残されてしまったときの、なんとも言えない悲しい気持ち。家に帰ってきても、
そんな毎日がつづくと、空虚な感覚に襲われてしまいますよね。まるで、感情がこの世から消滅してしまったかのような「冷たさ」「無機質」「無音」にわたしの心は蹂躙されてしまう…。
どうにかして、遠く離れてしまった妻の心を取り戻して、心が通い合えるようにしたい…。そう思っているけれど、一度離れてしまった心を元に戻すのは、なかなか簡単にはいかないものですよね。その結果、
さらに妻が距離を取ってしまう行動を、繰り返してしまっていないでしょうか。そんなあなたに必要なのは、
なのかもしれませんよ。
夫婦関係を修復することに頑張りすぎてしまったあなたの心を、カウンセリングで癒す、やさしさあふれるお悩み相談室です。
悩み相談いただく内容で、数多く寄せられるのは「夫婦関係」の悩みです。それだけ、お互いの「正しさ」のぶつかりあいを解消することができず、悩んでいる方が多いということでしょう。
そんな皆さまの要望に、とことん寄り添わせていただきます。お気軽にご相談くださいね。
回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
「別居 辛い」
「別居妻の気持ち」
「夫婦関係 修復する方法」など…。
ネットで検索をして、夫婦関係の修復方法を調べてみる。でも…
『私たち夫婦には、当てはまらないかも…』
『別居を受け入れるしかないのかな…』
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夫婦関係をよくしたいと思って調べたけれど、
辛辣すぎる意見ばかり…。
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と、さらに憂鬱な気持ちになってしまうこともありますよね。
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そんな時は「悩みを聴いて、解決の糸口を見出す」カウンセラーに悩みを打ち明けてみませんか?
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カウンセラーは「じっくりと話しを聴いて、解決の糸口を見出す専門家」です。
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『明日から、こう行動しよう!』
『明日から、こう考えよう!』
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