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こんにちは。カウンセリング実績4,400件以上の夫婦関係修復カウンセラーの岩田昌樹です。
結婚して数年、あるいは数ヶ月で、離婚話が頻繁に出てきてしまうご夫婦からのご相談をよくいただきます。
喧嘩をして、お互いに感情的になっているからとはいえ、結婚してすぐに「離婚する」という言葉が出てきてしまうご夫婦は、ある意味、
といえるのかもしれませんね。もちろんその一方で、結婚から10年20年経ってから浮上してくる離婚話も、実は多いんです。
では、亀裂が入ってしまう時期は別にして、離婚しやすい夫婦にはどんな特徴があるのでしょうか。それは逆説的ではありますが、
という側面もかなりあると、私は思っています。そしてその一方で、私自身の脳内の
という一面が少なからずあるんです。
「離婚するご夫婦」「すぐに離婚するご夫婦」「離婚しやすいご夫婦」がすべて、相性が合わない夫婦なのか?というと、そこについては私は、疑問を感じざるをえません。
相性が良いからこそ、あるいは良すぎるからこそ、何かのキッカケでその相性の良さが
してしまうということが多いからです。そもそも、相性があまり良くない関係だと、距離を空けようとするので、大きな亀裂は入りにくいですよね。
相性が良すぎるからこそ、距離を近くしすぎて、相手への期待が大きくなる。私の気持ちをわかってほしくなる。すると、
が大きくなる。そのギャップが亀裂につながるわけです。
つまり、夫婦の亀裂が深まる過程は、相性が良すぎるからこそ起こる過程でもあります。ですので私は、夫婦喧嘩・離婚危機・家庭内別居などは、もちろん辛い状況ですので、できれば避けたいという気持ちはわかりますが、
と思っています。
それらを順番に取り入れていくと、「離婚するご夫婦」「すぐに離婚するご夫婦」「離婚しやすいご夫婦」が、実は
だったんだということを、実感して気づくようになると私は考えています。
今回は、アメリカの脳科学者であるジル・ボルト・テイラー博士著の「WHOLE BRAIN(ホール・ブレイン)」を参考に、私なりの独自解釈をかなり交えながら、すぐに離婚する夫婦の特徴を考えてみたいと思います。
こちらのブログは、夫婦の間に大きな危機が訪れることが多い根本的な原因を探っているシリーズの2ブログ目となります。最初からご覧になられたい方は、下記ブログからお読みいただけましたら幸いです。
先ほどご紹介させていただいた、離婚する夫婦・喧嘩しやすい夫婦の思考的な特徴である、
を詳しく見ていきたいと思います。
喧嘩・衝突・無視などは、相手を押さえつける行為ですよね。
させようとする行為です。つまり、相手を服従させる行為です。
「統治」と「服従」の関係性・思考が、喧嘩・衝突・無視などをする前に、自分自身の脳内で作られていることが多いんです。脳内で、
そんなイメージです。それが、いつのまにか無意識に、夫婦関係に反映・投影されてしまうんですよね。
自分自身の中に、抑えつけたい価値観や服従させたい価値観がある。その価値観は、実はパートナーが持っている価値観でもあるということです。
そしてここが不可思議で、もしかしたら違和感を抱かれるかもしれませんが、服従させたくて抑えつけているその価値観は憎むべき価値観である一方で、本当の私が持っている懐かしくて大好きな価値観でもあるんです。
そんなイメージです。大好きで大切な価値観だからこそ、怖れ・憎しみという「怒りの強いパワー」でしか抑えつけることができないとも言えます。
気にもとめない価値観、あるいは
ので、そもそも喧嘩・衝突・無視などにはつながらないんです。意識しているから、反応するんです。意識するとは、自分にとって大事な価値観でもある「裏返し」だからです。
自分でも気づくことができない無意識の領域で、「怖れ・憎しみ」と「大好き」が混じり合っているからこそ、
んですよね。
脳内で、絶対君主・皇帝が統治・抑圧をしていると、一見、
「強い自分でいられる」
「平和に感じる」
「他人に評価されることもある」
ので、いいときはいいんですよね。
ですが、どんなに優れた皇帝であってもミスするときもあります。不測の事態が生じたときに、すべてを完璧に管理できるわけではありません。限界があるんです。
幼少期に作らざるをえなかった絶対君主・皇帝がいれば、
ができていたのかもしれません。ですが、社会に出て世界が圧倒的に広がっていくと、管理が難しくなっていきます。言うことを聞いてくれない(自分の脳内の)人たちが出てくるわけです。
絶対君主制・皇帝制は、あくまで幼少期に共同生活をした同じ民族価値観という「狭い世界」でしか維持しにくい体制なんですよね。
歴史を紐解いてみると、古代のローマ帝国の領土が大きくなりすぎた結果、統治しきれずに、分裂・崩壊していった。そんなイメージでしょうか。
長期間続いた帝国は、ある意味「ゆるい統治スタイル」であった。現地の民族価値観を尊重した統治を心掛けていた帝国ばかりですよね。
つまり絶対君主・皇帝の統治スタイルだと、あちこちで反乱が起きてしまうんです。それぞれの土地(人々)ならではの「考え方」「歴史」「事情」があるからです。世界が広がっていくと、それぞれの価値観(考え方・歴史・事情)の
んですよね。反乱軍は、地元で暮らす人々からの不満の突き上げ、あるいは外国の援助(社会からの刺激)を受けながら、どんどんと反発力をつけていきます。それを、なんとか
とします。そんな鎮圧戦争が起こる過程で、
などが、副産物として生まれてくるんです。それがさらなる「強い反発力」へと変化していく。そして、どこかのタイミングで大爆発(喧嘩・無視・離婚宣言など)が起こってしまうんです。
「WHOLE BRAIN(ホール・ブレイン)」という本を書かれたジル・ボルト・テイラー博士は、脳科学者である一方で、重度の脳出血に見舞われて、自分自身の『左脳』の機能が停止してしまったという経験をされた方です。
その後、8年間のリハビリの末、左脳の機能は回復したそうです。つまり、学者としての知識を持ちながら、
をすることができた人なんです。
そんな知識と実体験を元に、人の脳内では、大きく4つの人格(キャラ)が存在しているという理論を打ち立てました。大脳の
というイメージです。
ここからは、ジル・ボルト・テイラー博士ではなく、私自身の考え(独自解釈)ですが、
その掛け合わせで、自分のキャラが分かれているとイメージしています。つまり、
となります。そして、生まれてから数字の順に、大脳が成長(活性化)していくんです。第一 ⇒ 第二 ⇒ 第三 ⇒ 第四です。
すこし話がズレたように感じられたかもしれませんが、人の脳内には複数の人格(キャラ)が存在するのが当たり前で、大きくは4つの人格(キャラ)をイメージしてみましょうということなんですよね。
この4つの脳人格(キャラ)のイメージは、
です。4つの意見の異なる政党同士が連携をして、話しあいながら政策運営をしていくということです。
さらに細かく見ると、各政党に所属する議員も1人1人は違った意見を持っています。政党と1人1人が、
スタイルです。方針を決めるまでには、時間がかかるかもしれません。決まった政策も、玉虫色の妥協の産物になりやすいでしょう。大転換もしにくいはずです。ただ、
だと言えます。
一方で、絶対君主・皇帝は、1人の人に属人的に頼る政策運営ですよね。調整が必要ないので、すぐに決められます。わかりやすさもあるでしょう。大きく方針転換もしやすいので、
統治方法です。
つまり、『平和』or『混乱』という世の中の状況によって、求められる国家(脳内)運営の方法が変わってくるということなんです。
今この文章を読まれている方は、自分の家庭(世の中)を、新しく作り上げているのでしょう。夫婦とはそういうものです。生まれたばかりのときのように、できあがった家庭(親が作る世の中)に
ですよね。できあがっていた家庭(親が作る世の中)が、もし混乱した世の中だったのであれば、あなたは絶対君主・皇帝になるしかなかったんです。連立政権では、うまく運営ができませんからね。
ですが、新しいわたしの家庭(世の中)は、もちろん、わたしが主役です。
ですよね。「絶対君主・皇帝」として生きてきた人から見ると、じれったく感じるかもしれません。ですが、離婚しやすい夫婦が離婚を回避するためには、連立政権をイメージしてみること。それが大切だと思いますよ。
では、具体的に「4つの脳(人格・キャラ)」の連立政権はどのように作っていけばいいのでしょうか。
続きは、下記ブログでご紹介しておりますので、よろしければご覧いただければ幸いです。
今回のブログで参考にさせていただいた本はこちらです。
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人間関係全般を得意分野としています。
「ことり電話」は、夫婦でつくったカウンセリングルームです。
1、『夫』と『妻』
2、『男性目線』と『女性目線』
3、『カウンセラー』と『相談者』
わたしたち夫婦は、立場や考え方・価値観が違う2つの目線で、お互いに話し合ってきました。
わたしたち2人の夫婦仲も、もちろん順風満帆だったわけではありません。
長い長い紆余曲折・離婚の危機を、夫婦2人で乗り越えてきたからこそ、カウンセラーとしての深みも出てきたと感じています。
心理学などの理論も、もちろん大事です。それ以上に、夫婦で営むカウンセリングルームだからこそ、伝えられるパートナーシップの実体験が、話に深みをもたらすのではと、わたしたちは考えています。
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総合評価: 4.83
回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
「夫婦喧嘩が続いている」
「別れるべき夫婦」
「夫婦喧嘩の仲直りの方法」など…。
ネットで検索をして、夫婦関係の修復方法を調べてみる。でも…
『私たち夫婦には、当てはまらないかも…』
『別れを受け入れるしかないのかな…』
『私だけが悪いのだろうか…』
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と、さらに憂鬱な気持ちになってしまうこともありますよね。
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