ことり電話
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こんにちは。カウンセリング実績4,400件以上の夫婦関係修復カウンセラーの岩田昌樹です。
私の元にはよく、夫婦喧嘩がキッカケで数週間・1ヶ月、あるいは半年、
夫婦の会話は日常生活の義務的な確認事項ぐらい。そんな風に、夫婦がお互いに無視し合うような関係が続いているというご相談をいただきます。
帰ってきたら視線も合わさず、逃げるかのように部屋に閉じこもったり、夜遅くまで帰って来なくなったパートナー。夫婦生活の
パートナーの行動を、目の当りにする。家の中で夫婦がすれ違うと、お互いの存在を無視するかのように、スゥ~っと通り抜けていく。
そんな現実を突きつけられると、夫婦関係を再構築していく
ものですよね。ただ、こうなってしまったキッカケは、お互いに無視し合う関係になるほど、深刻な夫婦喧嘩だったわけではなく、これまで何度も経験してきたレベルの夫婦喧嘩だったんです。そうおっしゃる方も多いんです。
はからずも、夫婦の関係が膠着状態に入り込んでしまうと、全身が硬直したかのように、手も足も口も動かなくなるものですよね。夫婦の間に漂う、粘着度合の高い重い空気が、吸う息さえも鉛のように感じさせてしまうんです。
消化されないどんよりした空気が体に溜まり続け、それが重しになって、
出てこなくなるんですよね。
今回は、夫婦喧嘩がキッカケで、夫婦がお互いに無視をしてしまう心理を考えてみたいと思います。
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夫婦喧嘩をしたとしても、
どんなにいがみ合っている夫婦だったとしても、そう思うものですよね。ギスギスした雰囲気を気にせずに生活できる人なんていないですよね。
それなのになぜ、夫婦がお互いに無視してしまうほど、ふたりの関係が張りつめてしまうことになるのでしょうか。
それは、夫婦がお互いに
ことが原因だと私は感じています。「怖さ」が萎縮を招き、結果的に、無視になってしまうことが多いのだと思います。
無視したいわけではない。仲直りしたくないわけでもない。もちろん、本心では離婚したいわけでもない。でも「だからこそ」、無視という形に行きついてしまっている。
それが、表面的に現れる言動からは見えずらい本当の姿だと私は思っています。
を、切れ味鋭い日本刀のように、思わず表現してしまうんですよね。それは、想いが強すぎるからこその「膨らみすぎた期待」が裏に隠れているからです。
ではそんな「怖さ」の正体とは何なのでしょうか。夫婦がお互いに持っている「怖さ」の中身には毛色の違いがあると、私は感じています。それは、「孤立」と「孤独」の違いです。
一方には、
がある。もう一方には、
がある。基本的には、原点・始まりは同じですが、途中で枝分かれして、表現の方法に違いが出てきた。そんなイメージなんです。
つまり、孤立と孤独にある「弧=ひとりぼっち」から始まっているのは同じですが、「立=外に出よう」としているか、「独=留まろう」としているかの違いなんです。
もちろん、夫婦ふたりともに「孤立」「孤独」への怖さを両方を持っていることが多いですが、どちらの方がより強く持っているかの違いなんです。
それは、同じ風は風でも、「正面からの風」と「背中からの風」の違いとも言えます。
なんですよね。そしてそれは、そもそも夫婦喧嘩自体のとらえ方からして違いを生んでいるんです。
一方のパートナーは、夫婦喧嘩をすると「孤立した」という強すぎる感情に襲われることが多いと私は感じています。「孤立」への怖さとは、
です。人と一緒にいるときに感じる感情です。みんなの中で1人だけ、あるいは、相手との関係でつながる才能を持つことが自分はできていない。
そんな実感を突きつけられると、どうしても耐えられなくなるんです。
を押されているような感覚になるからです。誰でも、そんな自分を認めたくはないですよね。だから、自分から目をそむけたくなる。そうすると、
んですよね。1人になろうとするんです。その方が、孤立するよりはまだ、すこしだけ安心できるかもしれないと期待するからです。
つながる才能(コミュニケーション能力)がないわけではないんですよ。でも、うまく才能を発揮できた経験が少ないので、自信を持つことができないんですよね。
そんな自信がない状態で、つながる才能を発揮しようと頑張りすぎると、
んです。力が入りすぎた緊張状態だと、才能がうまく発揮できません。そして、ちょうどいい落としどころの肌感覚がわからないので、より高い理想を目指してしまいやすいんですよね。
うまく才能を発揮できた経験が少ないとは、遠くから見ていることと同じです。遠くから見ていると、人は「高い理想」を掲げてしまいやすくなります。近くまで近づいて、初めて現実に気づくことができるので、「現実的な」対応が初めてできるようになるんですよね。
そんな孤立感を抱いている人は、「才能が発揮できていない」だけなのに、
しまいやすいんです。すると、自暴自棄になるわけです。みじめな自分を見ていることが辛くなる。だから、その場から立ち去ろうとしてしまうんですよね。
それが、無視へとつながっていきます。パートナーと一緒にいるだけで、会話しているだけで、孤立感がフツフツと蘇ってくる。わきあがってくるイヤな感情を直視できずに、目をそらしてしまうんです。
つまり、本当は自分から目をそらして、
んです。そんな目をそらしたい自分を見ているのは、自分というよりも、パートナーやみんななんですよね。そう見られていると感じてしまうんです。
んです。ですので結果的に、パートナーからも思わず目をそらしてしまう。それが「無視」になるんですよね。
そんな孤立感を抱いている人が逃げ込もうとする「孤独」とは、1人でいるときに感じるものとも言えますよね。ただ、「孤立」から「孤独」へと逃げたら安心できるのかと言われると、それが難しいんですよね。
自分を守るために、どうしようもなくなって逃げ込んでいるだけで、人とつながりたいという強い想いは消えていないからです。
「孤独・1人」を楽しむことができればいいのですが、人とつながりたいと思えば思うほど、
からなんです。心の安定を求めて「孤独」という個室へと逃げ込む。ですが、個室の中では
んですよね。それは、答えが出せない膠着状態・終わりの見えない格闘です。希望のない葛藤は、心をひどく消耗させるものです。
そんな心の中の闘いが苛烈になればなるほど、疲れ果てて、リセットしたくなるんですよね。爆弾という名の「怒り」を自分に投下して、荒れ果てた荒野にして、1から街づくりをし直したくなるです。人生をやり直したくなるんですよね。
さらにそんな状況だと、孤独という個室の外の世界が気になってしまうんですよね。幸せな笑い声が外から聞こえてくるような気がしたり、
ように感じたりするんです。
すると、巻き添えにしたくなってしまいます。自分にだけではなく、外の世界にも爆弾を投下したくなるんですよね。その爆弾が、無視・ため息・嫌味・怒りなどにつながってくるんですよね。
虫唾が走るほどに嫌っている「孤独」という場所が、落ち着くわけがありません。ただ、「孤立」するよりはまだマシだと感じている。「孤独・1人」が行きたい場所なのではなく、行きついてしまっただけなんですよね。
では、もう一方のパートナーも無視になってしまうのは、なぜなのでしょうか。しかも、その理由がなぜ「孤独」への怖れなのでしょうか。前提として、
と私は思っています。
「孤独」への怖さがすこし弱め(それでも強いですが)だと、「孤独」感を解消しようとする方向に向かいます。つまり、話し合いをしたり、謝ったりして、夫婦関係を再構築しようと頑張るわけです。
一方で、「孤独」への怖さが強すぎた場合、夫婦関係の修復よりも、1人っきりになる怖さの方が勝ってしまうんですよね。自分の「孤独」感を解消しようとすることがワガママだと感じてしまうんです。
我慢しすぎてしまうんです。
「1人になりたい」というパートナーの言動に反することをすることで、私が本当に孤独・1人になってしまったらどうしようと強い不安に襲われるわけです。
行動するよりも待つ。パートナーの言動に応えることを優先するという受け身の体勢を取ることで、「孤独・1人」になることを食い止めようとするんです。
つまり、パートナーの言動が気になりすぎて、
んです。萎縮して行動を起こせないことが、客観的に見ると「無視」をしているように見えてしまうんですよね。
夫婦がお互いに無視をする関係に陥っているとき、「孤立への怖さ」と「孤独への怖さ」が引き起こしてしまっていることが多いんです。
ただ、よく考えてみると、
なんですよね。イヤというよりも、「イヤすぎる」んです。そこは、2人に共通している点なんですよね。
誰かと一緒にいたい。その気持ちが強いけれども、うまくできないだけなんです。繰り返しになってしまいますが、「1人がイヤだ」という気持ちが
んですよね。
では、そんなお2人の素直な気持ちをどう引き出していけばいいのでしょうか。それは、お2人の「性格」や「仕事」「親族関係」「付き合ってきた経緯」「環境」などによって、ご提案できる具体的なアプローチは変わってきてしまいます。
ですが、まずは、
ことから始めてみましょう。本当は「1人になりたいわけじゃないのかも…」そういう目線です。頭の片隅に置いておきながら、パートナーの日々の言動を見直してみましょう。
それだけでも、見えてくる世界がすこしずつ変わってくるはずです。
ですよね。「怖さ」は、見えている世界が変わらないかぎり、緩まらないものだと思いますよ。
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人間関係全般を得意分野としています。
「ことり電話」は、夫婦でつくったカウンセリングルームです。
1、『夫』と『妻』
2、『男性目線』と『女性目線』
3、『カウンセラー』と『相談者』
わたしたち夫婦は、立場や考え方・価値観が違う2つの目線で、お互いに話し合ってきました。
わたしたち2人の夫婦仲も、もちろん順風満帆だったわけではありません。
長い長い紆余曲折・離婚の危機を、夫婦2人で乗り越えてきたからこそ、カウンセラーとしての深みも出てきたと感じています。
心理学などの理論も、もちろん大事です。それ以上に、夫婦で営むカウンセリングルームだからこそ、伝えられるパートナーシップの実体験が、話に深みをもたらすのではと、わたしたちは考えています。
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私は別れたくないのに、パートナーから離婚したいと言われてしまった。そんな風に夫婦関係がうまくいかなくなると、冷静さを失ってしまうものですよね。でも、
そんな風に焦れば焦るほど、離婚を切り出したパートナーは、離婚に固執してしまうものです。頑なになっていくものです。
もしかしたら、離婚について何度話しあっても強く迫られてしまい、「もう離婚を受け入れるべきなのかも…」とあきらめかけていませんか?
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なのかもしれませんよ。夫婦関係を修復することに頑張りすぎてしまったあなたの心を、カウンセリングで癒す、やさしさあふれるお悩み相談室です。
悩み相談いただく内容で、数多く寄せられるのは「夫婦関係」の悩みです。それだけ、お互いの「正しさ」のぶつかりあいを解消することができず、悩んでいる方が多いということでしょう。
そんな皆さまの要望に、とことん寄り添わせていただきます。お気軽にご相談くださいね。
回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
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