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こんにちは。カウンセリング実績4,600件以上の夫婦関係修復カウンセラーの岩田昌樹です。
パートナーの実家依存症を
夫婦関係修復のご相談の中で、そんなお話をよくお伺いするんです。勢いで離婚をしてしまい、後で後悔してしまう前に、皆さまに対して私がいつもお伝えしていることがあります。
それはまず、パートナーが実家に依存してしまう「心理を理解する」ということです。詳しくは、下記ブログに心理状況をまとめてみましたので、よろしければご覧ください。
実家に依存してしまう心理を理解した上で、そのパートナーの気持ちを受けとめてあげることがとても大切だと、私は感じています。それは、夫婦のお互いの心に奥底に潜んでいる
です。そして、受けとめてあげることが、自分を満たすことにつながるからです。今回はその理由を、心理カウンセラー・岩田昌樹がお届けしたいと思います。
※実家と仲が良すぎるパートナーを、今回は「妻」想定でご紹介しています。反対に「夫」が実家と仲が良すぎる場合は、「妻」を「夫」に置き換えてお読みください。
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「実家依存症の心理」をご紹介したブログでもご紹介させていただきましたが、実家依存症のパートナーに「実家との関係を見直せないかな」という相談を持ちかけると、なぜ、怒りを爆発させ、「離婚」を突きつけてくることもあるのかというと、それはパートナーの
です。実家依存症の妻には、とても深くて、大きくて、根深い「わかってもらえない寂しさ・孤独感」がある場合が多いと私は感じています。慢性的にある「いつまで経っても解消されない寂しさ」なので、とても敏感に、とても繊細に、そしてとても衝動的に反応してしまうんです。
つまり「離婚」という言葉には、隠されたメッセージが頭についているんです。それは、
というメッセージなんですよね。実家・親よりも優先順位が低いから「離婚」と言っているわけではないんです。
パートナーには「せめて、わかってほしい!」という強すぎる気持ちがあるのだと思います。大切な存在だからこそ、その気持ちを必死にぶつけてきているのではないでしょうか。
「わかってほしい」という気持ちは、子供時代に満たされなかった強い想いから来ていることが多いんです。その想いを、親にぶつけることができなかったんですよね。実家では、本音を言えなかったんだと思うんです。つまり妻は、夫婦の「家の外」では
んです。頑張って、我慢して、必死に生きてきたのではないでしょうか。
本音をぶつけることができるのは、パートナーである「あなたにだけ」なのかもしれません。素の自分を出せるのは、「あなたにだけ」なんです。だから、怒りを爆発させたり、長期間無視をしたり、離婚を突きつけたり、他では見せることがない態度を取るのではないでしょうか。
夫側から見ると、妻は実家に依存しているように見えますよね。それはそうかもしれません。でも、実際には違う側面もあると思います。実家・親に対して、ただ頑張っているだけなんです。実家の親を助けるために頑張っているだけではないでしょうか。
何度もそう言われたことはないでしょうか。もしかすると「自分自身に言い聞かせているのかな?」と思ってしまうほど、
ことが多いのかもしれませんね。それは、実家を大切にすることが、あたかも自分の「使命」であるかのように。
強く断定的になってしまう理由。それは、実家との「心の距離」が、本当は遠く離れていると感じているからではないでしょうか。だからこそ、強く「求めすぎて」しまう。
疑う余地が入り込むと、その辛い現実に向き合わなければいけなくなる。それが怖いから、実家を必要以上に大切にする以外の選択肢を、
のかもしれません。「心の距離」が遠いからこそ、「物理的な距離」を近づけようと必死になっているとも言えます。
人は、「心の距離」が近い関係性の相手に対しては、「物理的な距離」を安心して遠ざけることができますよね。物理的な距離が遠くなったとしても、
からです。「物理的な距離を遠くする」ことに対して、たとえ実家・親が「寂しいね」「親不孝だね」などと罪悪感を刺激してきたとしても、「なんとかなるでしょ!」といった根拠のない楽観主義的な感情で、上書きされるものだと思いますよ。
第三者が思っているよりも、実家依存症の人は、実家との「心の距離」がとても遠いのかもしれません。「物理的な距離」で、
なんですよね。その必死さが、強く断定的で、使命感を帯びた頑なさを生み出すんです。
ここからは、実家に依存している妻に悩んでいる方には、少し痛い話になってしまうかもしれません。実家と「心の距離が遠い」と感じているのは、果たして実家に依存している妻だけなのでしょうか。
もしかしたら、
自分の実家との心の距離が遠いと感じていないでしょうか。
「実家依存症の心理」をご紹介したブログでもご説明させていただきましたが、人間本来の「つながる」防衛反応が機能しにくくなっていると、その次の防衛手段である
で、自分を守ろうとする傾向があります。
そして、恋愛・夫婦関係においては、そんな「近寄る」タイプと「遠ざかる」タイプが惹かれ合うことが多いんです。それは、お互いの「寂しさ」と「無価値観」を補い合える関係だからです。
つまり、実家に依存的になってしまう=「近寄る」ことで自分を守った妻に対して、夫は
ことで自分を守ってきたという場合が多いんです。
ちなみに、実家依存症の問題は、本当に物理的な行動だけが問題なのでしょうか。私は、心理的な感情の問題の方が大きいのかもしれないと感じています。
それは、実家に依存している妻だけでなく、夫婦がお互いに持っている感情なのかもしれません。
「近寄る」か「遠ざかる」かの基準は、実家・親ですよね。実家・親にわかってもらえていない「寂しさ」を解消するための手段の違いですから、どうしても実家・親がベースになるものです。それは、実家・親を常に意識しているとも言えますよね。
「近寄る」タイプと「遠ざかる」タイプは、表面的には価値観が真逆に見えますが、深層心理においては「とても近い心の距離を猛烈に求めている」という点で、強く魅かれ合うんですよね。
つまり、「物理的」な実家依存の問題は、妻だけにあるように見えますが、
(心理的な実家依存 = 実家と「心の距離が遠い」と感じて、潜在的に「心の距離の近さ」を強く求めること)は、夫婦双方にあると言えるのかもしれません。
「とても近い心の距離を強く求め合う」関係性とは、何も言わなくても、
という強すぎる感情です。会いたいと言わなくても、自然とお互いに会おうとしている関係性です。それは、言葉で必死に伝えて、説得しなくても、何も伝えなくても、自然と理解してもらえる関係性なんですよね。
そんな2人に共通する強すぎる「私のことをわかってほしい」という感情は、相手の価値観を受けとめて、許容する心を失いがちです。一度歯車がかみ合わなくなると、一気に
という激しい衝突を生んでしまうんですよね。それは「心理的な実家依存」があるからとも言えるんですよね。
です。自分に対して許せていないことを、相手にだけOKを出すことは難しいからです。つまり、相手を許せない場合は、自分に対しても許せていないということになるんです。
妻の実家依存が許せないのは、自分のことを許せていないからではないでしょうか。「近寄る」「遠ざかる」ことは、自分を守るためには仕方がないことだったんです。わかってもらえない「寂しさ」があって、それを解消するためには、そうするしかなかったんだと、理解して許せるといいですよね。
実家依存が問題になるご夫婦は、お互いに、
なんですよね。実家・親に「近づく」か、実家・親から「遠ざかる」か、その方向性に違いがあるだけです。そして、「今も」お互いに必死に頑張っている。
「頑張っているんだなぁ~」と認めてあげませんか。妻に対してだけではありません。私にも、「頑張ったね」と認めてあげましょう。
「わかってもらえた」でしか、人の心は癒せないものです。それは、「相手に」だけではなく「私に」もですよ。
ふたりが出会って、付き合って、結婚して、夫婦になったのには、理由があるんです。それは、ふたりの力で、お互いにエールを送り合うためではないでしょうか。
妻と実家の関係性が、ただの仲の良い関係以上のものを感じるけれど、確信が持てないというときもありますよね。そんな方は、下記ブログで実家に依存している妻の8つの特徴をまとめていますので、よろしければ、合わせてご覧いただければと思います。
ではなぜ、妻は実家に依存してしまうのでしょうか?その心理を、下記ブログで解説させていただきました。よろしければ、合わせてご覧いただければと思います。
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1分 130円(税込143円)
ご料金・支払方法はこちら
人間関係全般を得意分野としています。
「ことり電話」は、夫婦でつくったカウンセリングルームです。
1、『夫』と『妻』
2、『男性目線』と『女性目線』
3、『カウンセラー』と『相談者』
わたしたち夫婦は、立場や考え方・価値観が違う2つの目線で、お互いに話し合ってきました。
わたしたち2人の夫婦仲も、もちろん順風満帆だったわけではありません。
長い長い紆余曲折・離婚の危機を、夫婦2人で乗り越えてきたからこそ、カウンセラーとしての深みも出てきたと感じています。
心理学などの理論も、もちろん大事です。それ以上に、夫婦で営むカウンセリングルームだからこそ、伝えられるパートナーシップの実体験が、話に深みをもたらすのではと、わたしたちは考えています。
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総合評価: 4.83
安心できる「家」に帰ってきたはずなのに、なぜか居心地が悪い。それは、夫婦の距離感が「遠く」感じるから。子供ができて、夫婦生活が続けば続くほど、その距離はさらに遠ざかっていっている気がする。もう
そんな毎日がつづくと、家に帰ることさえ、億劫になってきますよね。まるで、夫の存在価値を否定されているかのような扱いに、心がギューっと締め付けられるような感覚になってしまうのではないでしょうか。
どうにかして、遠く離れてしまった妻の心を取り戻して、心が通い合えるようにしたい…。そう思っているけれど、一度離れてしまった心を元に戻すのは、なかなか簡単にはいかないものですよね。その結果、
さらに妻が距離を取ってしまう行動を、繰り返してしまっていないでしょうか。そんなあなたに必要なのは、
なのかもしれませんよ。
夫婦関係を修復することに頑張りすぎてしまったあなたの心を、カウンセリングで癒す、やさしさあふれるお悩み相談室です。
悩み相談いただく内容で、数多く寄せられるのは「夫婦関係」の悩みです。それだけ、お互いの「正しさ」のぶつかりあいを解消することができず、悩んでいる方が多いということでしょう。
そんな皆さまの要望に、とことん寄り添わせていただきます。お気軽にご相談くださいね。
回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
「妻 実家 仲が良すぎる」
「妻の気持ち わからない」
「義親 過干渉 対処方法」など…。
ネットで検索をして、夫婦関係の修復方法を調べてみる。でも…
『私たち夫婦には、当てはまらないかも…』
『別居を受け入れるしかないのかな…』
『私だけが悪いのだろうか…』
そう感じてしまうことはありませんか?
夫婦関係をよくしたいと思って調べたけれど、
辛辣すぎる意見ばかり…。
もう離婚しかないのかな…。
と、さらに憂鬱な気持ちになってしまうこともありますよね。
もうこれ以上、友だちや親には、夫婦の悩みを聞いてもらうことはできない…。
そんな時は「悩みを聴いて、解決の糸口を見出す」カウンセラーに悩みを打ち明けてみませんか?
修復できない夫婦の悩みを、気兼ねなく思う存分相談できますよ。
” 明日への希望 ”につながるご提案をさせていただきます。
ゆっくりと話を聴いてもらい、すべての気持ちを吐き出すことで、3つの効果が生まれると言われています。
カウンセラーは「じっくりと話しを聴いて、解決の糸口を見出す専門家」です。
3つの効果を最大限引き出していきながら、
『明日から、こう行動しよう!』
『明日から、こう考えよう!』
『明日から、これを目指そう!』
そんな明日への希望を、持ち帰っていただきたいと、私たちは思っています。