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こんにちは。カウンセリング実績4,500件以上の夫婦・恋愛関係修復カウンセラーの岩田昌樹です。
夫婦・恋愛関係が壊れかけている…。
なんとか必死で、修復しようと頑張り続けているけれど、全然うまくいかない…。
むしろ、頑張れば頑張るほど、夫婦・恋愛関係が悪化しているような気さえしてしまう…。
夫婦・恋愛関係のカウンセリングをさせていただいている中で、
と、ふと不安になってしまう瞬間があるんですといったお話をお伺いすることがあります。そして、「私たち夫婦は共依存状態なのでしょうか?」「共依存恋愛の特徴や傾向はあるのでしょうか?」といったご質問をいただくんですよね。
夫婦・恋愛関係の危機的状況が長引けば長引くほど、そんな
が入り混じり、ネガティブ感情とポジティブ感情に振り回される日々を過ごすことが多くなるんです。
そんな中、私たちの夫婦・恋愛関係は共依存状態なのかどうかを知りたくて、ネットなどで共依存の特徴を調べてみても、果たして私たちはその特徴に当てはまっているのかどうか、わからなくなることが多いんですよね。
それは、自分のことは自分が一番よくわからないものだからです。
そして、世の中のどの夫婦・恋愛関係も、共依存の特徴があるといえば「ある」ようにも見えるからです。
だからなんですよね。強さ・弱さは、自分で計るのが難しいものです。境界線があいまいなので、不安なときは特に、誰でも共依存の特徴に当てはまっているような気がしてしまうものなんですよね。
今回は、夫婦・恋愛関係における共依存の心理的特徴を、心理カウンセラー・岩田昌樹なりの視点でご紹介させていただきます。
誤解を招いてしまうかもしれませんが、私は共依存が良くないというよりは、
があるだけなのかもしれないなと考えています。
ですので、「悪循環」と「好循環」の共依存とは?いう視点で、仏教・ブッダが伝えてくれていることを参考にしながら、ご説明していきたいと思います。
ポイントは、「ギブ & テイク」よりも
を意識していくことです。「○○のために××をする」という考え方をゆるめていくことです。
悟るために修行をするのではなく、
という視点です。
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共依存の特徴とは、一般的には、夫婦・恋愛関係・あるいは親子関係において、一方が相手に
ことで、お互いが悪循環から抜け出せなくなっている状態と言われることが多いですよね。
「尽くしすぎる」とは、自分でしすぎる・引き受けすぎるということですから、表面的には
と言えます。さながら、修行僧のような様相とも言えます。
「共依存の特徴なのに、自立しすぎている?修行僧?」と思われるかもしれませんが、強すぎる自立は、依存心を隠すための自立であることが多いんですよね。
そんな共依存の特徴である「悪循環」を止めるためには、お互いの距離が近すぎるので、まずはすこし距離を取った方がいいですよというのが、よく言われるお話ではないでしょうか。
もちろん、距離を取ることも大切だとは思います。
ですが、お互いに無意識に求めあっている状態で、強引に距離を取りすぎてしまうと、親子関係の共依存は別ですが、夫婦・恋愛共依存においては逆効果になることもあるかもしれないなと、私は考えています。
もちろん、うまくいくケースもあるとは思いますが、一方で
のではないでしょうか。なぜリスクがあるのかというと、自然な流れに反しているからなんですよね。「ムリヤリ」自分を変えようとすると、必ず抵抗が生まれます。その抵抗感は、
してしまうものです。
爆発してしまうと、結局は元通りになってしまうか、どこか違うところでその抵抗ストレスを発散しようとしてしまうものではないでしょうか。あくまで、「ムリのない範囲」で自然と流れを作っていくことが大切だと、私は思っています。
ムリに川の流れをせき止めて、大きなダムを作ってしまうと、いつかは決壊してしまうのが、人間の心理。川の流れに抵抗せず、自然とムリのない範囲で
だと私は思っています。つまり、ただ距離を取るだけでは、根本的なところが変わらないかぎり、また元に戻ってしまったり、別のパートナーと同じことが繰り返されてしまう危険性があるんですよね。
そして、その根本的な問題をやわらげていくためには、1人ではなく、2人(夫婦・恋愛関係)の中で解決していく方が、私は現実的ではないかと感じています。
もちろん、お2人の状況にもよりますが、問題を避けながら解決していくよりも、
ことをオススメすることも多いんですよね。
知行同一。本当の知識・思考・解決は、行動が伴わなければいけないということです。もちろん、「好循環」へと循環の向きを変えていく方法をちゃんと知っている前提ではあります。「知」と「行」を同時並行に進めていくことです。
つまり、2人の関係を変えることで「悪循環」を止めるのではなく、
循環の向きを変えていく方法も大切だと私は考えています。
では、夫婦・恋愛という2人の関係・距離感はそのままに、共依存を「好循環」へと変えていくためにはどうすればいいのでしょうか。
まず最初に押さえておきたいポイントは、共依存だと言われてしまう関係の特徴とは、
だということです。
本来の人間関係というのは「ギブ & テイク」が前提ではないと、私は思うんですよね。理想的な子供の育ち方を想像してみると、わかりやすいかもしれません。
親は、無償の愛を注ぎます。つまり、表面的な言動においては、ある意味
に近いとも言えますよね。そして、子供は、自由奔放に親の愛を求めます。つまり、ある意味
に近いとも言えるんです。
双方向的な「取引」ではなく、
な側面が強いんですよね。
もちろん、あくまで理想論ですので、実際にはどちらも100%ではないですが、親は「ギブ・与えるが多い」・子供は「テイク・受け取るが多い」ことには、同意していただけるのではないでしょうか。
ですが、そんな親子関係が、
といった「ギブ & テイク」(取引)が求められる環境で育つと、親に愛情をもらう「テイク(受け取る)」ためには、子供が
という取引関係が、当たり前になってきてしまうんですよね。
自分を犠牲にしながら相手に尽くさないと、相手から愛情・承認をもらえないと思いすぎてしまうんですよね。これが、共依存の「悪循環」を生み出してしまうんです。
そんな「ギブ & テイク」への意識を変えていく必要があるんです。「ギブ & テイク」をなくすのではなく、「ギブ」と「テイク」はしながら、その方法を変えていくということです。
ここですこし堅苦しい話になってしまうかもしれませんが、初期の仏教、つまりブッダが実際に説いたであろうと言われている教えを、私なりの視点でご紹介してみたいと思います。(あくまで私見です。)
ブッダは、「苦しみ」から解放される方法を説きました。「苦しみ」とは生きづらさです。生きづらさとは、不満足に終わりがない状態。満足を求め続けることが「苦しみ」につながるということなんです。つまり、
、悪循環からの脱出方法を説いたんですよね。
そして、そんな「苦しみ」から解放されるための1つの方法して、
と説きました。労働とは「ギブ & テイク」(取引)です。仕事をした対価として、お金・ご飯などをもらうことをしてはいけませんよということです。
一般の信者に説法をした見返りとして、食事をいただくということをしてはいけないんです。何も提供せずに、
という教えなんですよね。
そして、完全に自立すること=自給自足(食べ物を自分で作る)することも禁止しています。
さらに、誰のモノでもない木の実をいただいたり、落ちているモノも食べてはいけないんです。ではどのようにして、生活の糧を得ていくのかというと、繰り返しになりますが、「何も提供せずに、ただ頂く」んですよね。
つまり、取引・対価としてではなく、そして、完全自立だけでもなく、
ということだと、私は理解しているんですよね。
もちろん、一般人である私たちが、その通りに実践するべきだということが言いたいわけではありません。あくまで考え方・思考方法・エッセンスのご紹介です。
仏教の出家・修行は、自分を見つめるといった「完全自立・100%自立だけ」を目指すというイメージを、みなさんは持たれていないでしょうか。私はそんなイメージを持っていました。ですが、ブッダの教えは、違ったんですよね。
ひとり山の中にこもって黙々と修行するのではなく、人々がたくさんいる都会の中で、みなさんのお布施に頼りながら修行させていただくスタイルなんです。
食べ物を含めた物を蓄える「所有」を制限されていましたので、毎日毎日、他人に頼りながら生きているということを実感していたのではないでしょうか。
という教えだったんです。「自立をしているので、その見返りとして依存させてください」という風に、自立と依存に連動・つながりを持たせるわけではないんですよね。
「100%自立」と「100%依存」を、できるかぎり完全に切り分けなさいという教えだったと、私は理解しています。
つまり、ブッダが考える「苦しみ」「生きづらさ」「ループ・悪循環」から解放されるためには、「ギブ & テイク」(取引)ではなく、
しなさいということなんです。両方を、別々に「完全に・100%」でしなさいということなんですよね。
それはなぜかというと、私の考えですが、自立と依存をそれぞれを、しっかりと・じっくりと実感するための方法だったのではないでしょうか。つまり、
とも言えるんですよね。
何事もそうですが、比較をしないと、その本質を知ることは難しいものです。1つのことに集中してしまうと、その状況が当たり前になりすぎて、本当の姿が見えなくなりますよね。たとえば、日本(自分)の特徴を深く知るためには、外国(他人)のことも知る必要があるようなものです。
「依存」と「自立」。それぞれをしっかりと実感することで初めて、
ことができるんです。
一方からの視点だけでは、短絡的になりやすいんですよね。つまり、依存をしっかりとするからこそ、自立が輝いてくるんです。依存をしっかりと実感できていない自立は、どれだけ努力しても、どこか頼りないんですよね。
依存心を隠した表面的な自立・
になりやすいんですよね。
そしてもうひとつ、「ギブ & テイク」(取引・労働)をすると、コントロールしたいという気持ちである
んですよね。ギブを100したから、テイクも100・あるいはそれ以上欲しいと思うようになるものです。
さらには、ギブをもっともっと増やすので、テイクももっともっと欲しいという、
のループに陥りやすいからではないでしょうか。つまり、「苦しみ」という不満足に終わりがない状態・満足を求め続ける状態を、自ら作り出してしまうんです。
ブッダが、一番最初に説いた教え。それは、「中道」だったと言われています。つまり「バランス」です。
どちらかに偏り過ぎない・やりすぎないことの大切さを伝える教えでした。バランスよく修行をしなさいということです。
「中道」には様々な深い意味がありますが、私は、「自分に厳しく」だけを意識していると、厳しさのレベルがどんどんと上がってしまい、いつのまにか苦行のように「厳しすぎる道」を歩んでしまうことが多いということだと、理解しています。
実は、ブッダは「苦行」を否定しているんですよね。だからこそ、
を大切にする。日々それぞれを、しっかりと別々に意識する習慣を身に着けることの重要性を説かれているのだと思います。
一般的に、「ギブ & テイク」(取引)をしなければいけないという強い思いにかられている場合、
ことが多いんですよね。「ギブ(与える)」があくまで先で、「テイク(受け取る)」は後だからです。
どれぐらい「ギブ(与える)」すればいいのかが、わからなくなるからなんですよね。「ギブ(与える)」をやりきった実感を得ることができないと、なかなか次の「テイク(受け取ること)」に進むことができなくなるんです。その結果、
しながら、与えることをし続けてしまうんですよね。
「ギブ & テイク」(取引)の「ギブ(与える)」はあくまで手段で、目的が「テイク(受け取る)」です。「ギブ(与える)」を完了させる必要があるんです。
ですので、現実的には「ギブ(与える)100%」しかできなくなるんです。
では、夫婦・恋愛において共依存の好循環・「テイク・受け取る100%」だけをする機会をつくるためには、具体的にはどうすればいいのでしょうか。それは、
です。続きは、下記ブログでご紹介させていただきます。よろしければ、この先もご覧いただければと嬉しいです。※現在作成中です。
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人間関係全般を得意分野としています。
「ことり電話」は、夫婦でつくったカウンセリングルームです。
1、『夫』と『妻』
2、『男性目線』と『女性目線』
3、『カウンセラー』と『相談者』
わたしたち夫婦は、立場や考え方・価値観が違う2つの目線で、お互いに話し合ってきました。
わたしたち2人の夫婦仲も、もちろん順風満帆だったわけではありません。
長い長い紆余曲折・離婚の危機を、夫婦2人で乗り越えてきたからこそ、カウンセラーとしての深みも出てきたと感じています。
心理学などの理論も、もちろん大事です。それ以上に、夫婦で営むカウンセリングルームだからこそ、伝えられるパートナーシップの実体験が、話に深みをもたらすのではと、わたしたちは考えています。
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総合評価: 4.83
回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
「依存を治す方法」
「執着はよくない?」
「夫婦関係 修復する方法」など…。
ネットで検索をして、夫婦・恋愛関係の修復方法を調べてみる。でも…
『私たちには、当てはまらないかも…』
『別居を受け入れるしかないのかな…』
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カウンセラーは「じっくりと話しを聴いて、解決の糸口を見出す専門家」です。
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『明日から、これを目指そう!』
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