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こんにちは。カウンセリング実績4,700件以上の夫婦関係修復カウンセラーの岩田昌樹です。
突然、一方的にパートナーにそう告げられた。家族を捨ててでも自由を得て、1人になりたいんだと強く言われてしまうと、何も言い返すことができない。
家族を捨ててもいいと思うぐらい、
そんな風にパートナーの心境を想像すると、一人になりたいというパートナーの気持ちを尊重してあげないといけないなと思う。
だから、帰宅するなり部屋に閉じこもりがちになってしまったパートナーに対して、会話も最小限にして、
としている。
でも本当は、一人になりたいというパートナーの心理が理解できず、どう対応すればいいのかがわからないだけ。だから、パートナーが言うことを、そのまま受け入れてあげることしか、私にはできない。というのが、正直なところなのだ。
一人で自由になる時間を作ってあげるためには、別居してあげた方がいいと思って、私が実家に帰ってみたり、あるいは家庭内別居状態を続けている。
だけど、よかれと思ってしたことが、なぜか裏目に出ているような気がする。関係が改善していかないどころか、パートナーの言動が
なっているように感じるからだ。
熱湯がかかって飛びのいてしまうときのようなすごい剣幕で、話しかけた瞬間に、パートナーが心の叫びをぶつけてくるようになったのだ。
もうどうすればいいのかわからない…。なぜこんなことになってしまったのだろう…。
そんなご夫婦の相談をよくいただきます。今回は、家族を捨ててでも一人になりたいと思うパートナーの心理を紐解いてみたいと思います。
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まず押さえておきたいことは、
は、同じように見えて、まったく違うということです。大きな開きがあるんですよね。
「一人になりたい」には、「(孤立しないように頑張っているけれど、うまくいかないから)一人になりたい」という言葉が隠されているんですよね。ある意味、
という悲鳴に近い心の叫びでもあるんですよね。
もう一方の「一人がいい」という言葉のように、一人を楽しめているわけではないんです。ですので、実際に一人になってしまうと、さらなる苦しみに襲われてしまうんです。
「家族を捨てて、ひとりになりたい」と言うときの心境を例えてみると、仲の良い友だち達が外で楽しそうにバーベキューをしていて、そのにぎやかな声が、部屋の中にいても聴こえてくるような状況なんですよね。
が、強い孤独感に襲われている心をグサグサと突き刺してくるんですよね。そんな「にぎやかで楽しそうな声」とは、実際には
などなど、ある意味、普通の音です。そんな普通の音が、般若のお面をかぶりながら迫ってくるような気がしてしまうんですよね。
なぜかというと、楽しそうだから自分も参加したいけれど、それが言えないからです。なぜか
んです。それは、ずっと社会から拒絶されているような感覚を持っているからです。拒絶されてしまうのが怖くて、一線を超えることがどうしてもできないんです。
楽しそうにしているみんなの中に入りたい。でも、自分から入ることはできない。そんなとき、人はどうするでしょうか。
「ひとりになりたい!」と自分に言い聞かせるように叫びながら、イヤホンや耳栓をつけて音をシャットダウンして、一人の世界に籠ろうとします。つまり、「ひとりになりたい」「家族を捨てて、自由になりたい!」と
んです。そして、引きこもるんですよね。
参加したいと言えないけれど、参加したいんです。参加したそうだなとバレてしまうのも怖いんです。参加したい気持ちをあからさまにした行動ができないんですよね。
ただ、怖いからといって何もしないでいると参加できない状態が続いてしまうので、しんどくなる一方です。何かをしないといけない。選択肢として残されているのは、一つだけです。
ことなんです。それが、「一人になりたい」という言葉で本当に訴えたいことなんです。
自分から近づいてしまうと、参加したい気持ちがバレてしまうので、近づくことはできません。ですので、緊急事態信号である狼煙を上げて、相手から
んです。一人になりたいから、一人になりたいと言っているわけではなく、一人になりたくないから、一人になりたいと言っているわけです。
随分と他人任せに見えますよね。わかりにくいですよね。なぜ、そうなってしまうでしょうか。なぜ、
のでしょうか。次にその心理を紐解いてみましょう。
一人になりたいとは、孤独を楽しみたいという意味ではなく、逆に
なんですよね。
職場の同僚たちがワイワイと楽しそうにしている中で、ひとりで優雅にランチを楽しめる方ではないんです。にぎやかな場にいればいるほど、誰もいない世界で山籠もりをして、人目を完全にシャットダウンしたくなる方なんです。
社会に溶け込むことができていないことを、実感しなくてもいい場所に、私を隠したくなるんですよね。隠すことでしか、苦しい状況から脱する方法が見つけられないほど、
んです。仕方なく私を隠しているんです。この「隠したい」がキーワードなんです。本当の私を、隠したいと思っているんです。
んです。すると、悪気はないですし基本的には良い方なんですが、なぜかアマノジャクになってしまうんですよね。本心とは、正反対の言葉を思わず言ってしまうことが多くなるんです。
みんなの輪に参加したいという気持ちを隠したい・悟られないようにするために、「参加したくない」と思わず言ってしまうんです。つまり、告げられた言葉をそのまま
ことが多いんです。もちろん、すべての言葉を、というわけではありませんが…。
「一人になりたい」と言う人は、どんな方が多いのでしょうか。それは、
なんですよね。ある意味、すごく良い方なんですよね。優しい方でもあります。ですが、そうは見えなくなってしまう時も多いんですよね。それは、
からです。真面目とは、社会が認めていることを、しっかりと守ることですよね。羽目を外さないということです。
人間らしい人なんです。人間らしい人は、ある意味、人間の手で作られた規格野菜のような生き方とも言えます。無農薬で自然体で作られた野菜は、みんな自由な形をしているものです。
つまり、規格からすこしでも外れた瞬間に、
んです。
だれでも、ひとりになりたい・自由になりたい・離婚したいと思うことはありますよね。たとえば、大多数の人は「マイナス10」ぐらいで、ひとりになりたい・離婚したいアラームが鳴り響くことが多いとしましょう。
それが、真面目すぎる方だと、「マイナス3」ぐらいですぐにアラームが鳴り響いてしまう。そんなイメージなんですよね。ある意味、
とも言えるんです。すぐに「ひとりになりたい・離婚したい」が発動しやすいんです。
もちろん、それは本心と言えば本心なのですが、どこまで本気かと言われれば、最初は本気度はかなり怪しいことが多いんですよね。ひとりになりたい・離婚などの言葉の重みが違うんです。
本気度の怪しいときの「ひとりになりたい・離婚したい」を、言われた側が真正直に受け取りすぎてしまうと、逆に悪化してしまう理由がここにあるんですよね。
では、家族を捨てて一人になりたいと言われたときには、どのように対応すればいいのでしょうか。
が多く、その時々の状況によって細かい対応が迫られるので、どんな状況でも当てはまるようなわかりやすいご提案が難しいというのが正直なところです。
ピンポイントのご提案でなければ、うまくいかないことが多いんですよね。
ただ、下記のブログ
でもご紹介させていただいているように、夫婦の
が、繊細に影響しあっていることが多いんですよね。孤独感は、相手の気持ちを推測しすぎて不安になる感情ですので、それが思わぬ誤解を生んでしまいやすいです。
ことで、「そんなつもりではなかったのに…」の連鎖が止まらなくなるんです。
その連鎖を止めるためには、どちらかが率先して孤独感を癒していく必要があるんですよね。孤独感を癒すとは、
ことです。なんとかして孤独を解消しようとしないことです。
仏教の教えでは、苦しみから解放されるために最も大切な世の中の真理として、「一切皆苦」を知ることが大切だと言われています。
であるということを受け入れなさいということです。
苦しみを解消するために、幸せを追い求めようと頑張ることこそが、苦しみの連鎖を生む根源なんですよということです。幸せを得ることができても、それは一瞬で終わるからです。幸せが続くことはないからです。
私だけではない。
なんだ。それが人生なんだと、まずは受け入れること。そして、孤独を楽しんでみようとすることです。孤独を楽しむとは、ある意味、
でもあります。つながりを求めることが人間らしさだからです。
仏教における坐禅は、その象徴とも言えるんですよね。人が人たらしめる手足を拘束し、動くことを制限する。
そんな人間らしさの放棄を身を持って体現することで、苦しみから逃れようとする無駄な努力は放棄して、苦しみから解放されている実感を得るのが、坐禅とも言えるんですよね。
んだ。まずは私が、そういう意識を持ってみることが大切なんだと私は思いますよ。
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人間関係全般を得意分野としています。
「ことり電話」は、夫婦でつくったカウンセリングルームです。
1、『夫』と『妻』
2、『男性目線』と『女性目線』
3、『カウンセラー』と『相談者』
わたしたち夫婦は、立場や考え方・価値観が違う2つの目線で、お互いに話し合ってきました。
わたしたち2人の夫婦仲も、もちろん順風満帆だったわけではありません。
長い長い紆余曲折・離婚の危機を、夫婦2人で乗り越えてきたからこそ、カウンセラーとしての深みも出てきたと感じています。
心理学などの理論も、もちろん大事です。それ以上に、夫婦で営むカウンセリングルームだからこそ、伝えられるパートナーシップの実体験が、話に深みをもたらすのではと、わたしたちは考えています。
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回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
「家族を捨ててもいいと言われた」
「夫婦仲改善できない」
「ひとりになりたい心理」など…。
ネットで検索をして、夫婦関係の修復方法を調べてみる。でも…
『私たちには、当てはまらないかも…』
『別居を受け入れるしかないのかな…』
『私だけが悪いのだろうか…』
そう感じてしまうことはありませんか?
夫婦関係をよくしたいと思って調べたけれど、
辛辣すぎる意見ばかり…。
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と、さらに憂鬱な気持ちになってしまうこともありますよね。
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カウンセラーは「じっくりと話しを聴いて、解決の糸口を見出す専門家」です。
3つの効果を最大限引き出していきながら、
『明日から、こう行動しよう!』
『明日から、こう考えよう!』
『明日から、これを目指そう!』
そんな明日への希望を、持ち帰っていただきたいと、私たちは思っています。