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こんにちは。カウンセリング実績4,400件以上の夫婦関係修復カウンセラーの岩田昌樹です。
独占欲が強い男性は、他の男性への嫉妬心と不安が強すぎるため、彼女の行動をすべて管理・コントロールしようとしてくる傾向がありますよね。その強い独占欲の裏側には、
が渦巻いていることが多いんです。自信のなさを、彼女に埋めてもらおうとしているとも言えるかもしれませんね。
一方で、その不安は、
でもあります。彼女のことを四六時中考え続けている自分と同じように、彼女にも「純粋で」「まっすぐで」「強くて」「かけがえのない」「清廉潔白で」「無償」の愛情を求めてしまうんですよね。
「わたしの命をかけてでも、あなたを愛する」というような、まるで純愛映画のような世界観を、いつのまにか無意識に、あたりまえのように求めてしまうんです。
ただ、そんな独占欲が強い男性の気持ちに応えようと、彼女も一生懸命にガンバっている場合が多いんですよね。ですが、独占欲が強い男性の理想には、
を感じるほど「そびえ立つ高さ」があるんですよね。どれだけまっすぐで純粋な愛を伝えつづけたとしても、それは天高き雲にかき消されてしまうかのようです。わずかに見えていた頂上は、さらに遠くかすんでいく一方なんですよね。
すると、途中で彼女の心が折れてしまい、いつのまにか
ということがあるんですよね。
今回は、独占欲が強い男性・彼氏の特徴は?なぜか好かれてしまう理由を、心理カウンセラー・岩田昌樹がお届けしたいと思います。
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ではなぜ、強い独占欲を持つ男性が生まれたのでしょうか。私がこれまで数千件の恋愛相談をお伺いしている中で、多くの方々にある共通項が存在しているように感じています。それは、
という共通項です。例えて言うならば、自分の意思とは関係なく、幼少期の頃から「冷たいプール」にずっと入らざるを得なかったことで、
になってしまった。そんなイメージでしょうか(あくまでイメージです)。幼少期に、親の愛情で心を温めてもらった経験が少なかったため、体の芯から冷えきってしまっている。だから、いつもぬくもり・温かさを求めつづけているような印象なんです。
平熱が低すぎてしまうので、いつしか、ふつうのぬくもりでは、ぬくもりと感じられなくなってしまった。
でなければ満足できなくなってしまった。そんなイメージかもしれませんね。
つまり、手をつないでデートをしているぐらいでは、ぬくもり・愛を感じられない。常に抱きしめ合いながら、体全体でぬくもりを感じていなければ、不安に襲われてしまう。そんなイメージなんです。彼女も最初は、その
したこともあったかもしれません。でも、社交ダンスのように、どこにいくときもピッタリと体を寄せ合うことを求められ続けると、さすがにしんどくなってくるものです。
愛情はあるけれど、彼氏のことを最優先にできないときだってありますよね。そんなときに思いがけず、ふたりの関係に深くて大きい溝が、地割れのごとく生じてしまうんですよね。
そんなしんどい状況のときに、独占欲が強い彼氏の相談を友だちにすると、
と一刀両断されてしまうことが多いのではないでしょうか。別れた方がいいことは、頭では、さすがに私もわかっている。だけど、なぜか後ろ髪を引かれる思いになってしまう。
確かに独占欲が強い彼氏は、重いし、しんどいのは確かだけれど、こんな私に対して、これほど
は、今までいなかった。そして、これからも現れない気がする。何か寂しさを伴った私の中の大きなカラッポの心を、彼だけが満たしてくれそうな気がする。
もしかすると、そんな私の心の状態を、独占欲が強い男性がなんとなく気づいている。だから、いつのまにか惹かれ合い、好意を示してくれることになったのかもしれませんね。
では、独占欲が強い男性とは、どのように接していけばいいのでしょうか。イメージをしやすくするために、さきほど例えとして出した「低体温症」の実際の対処法を参考にしながら、考えてみたいと思います。
よくいわれる「低体温症」の改善・予防方法は、3つだそうです。
それを、独占欲が強い男性に当てはめてみると、どんなイメージになるでしょうか。
まずは「厚着をする」です。独占欲が強い男性は、人のぬくもりが欲しいという潜在的に強い欲求があるため、人間関係の「心理的」な距離感が
傾向にあります。近すぎてしまうと、周りの多くの人たちは息苦しさを感じてしまいます。「価値観の押し付け」「コントロール欲求」「感情的になりやすい」などの弊害が出やすいからです。
人は誰でも、「心理的」距離が近すぎてしまうと、自分の思いどおりにしたいという、ある意味ワガママな欲求が自然と出てきてしまうものなんですよね。
次第に、独占欲が強い男性の多くは人とぶつかってしまうことが多くなるので、人のぬくもりが欲しいという気持ちとは裏腹に、人間関係がうまくいかなくなることがあるんです。
その結果、人間関係を避けてしまったり、期待することをあきらめたりして、極端に「物理的」な距離をあけようとする傾向があります。
んですよね。ですが、人のぬくもりが欲しいという潜在的な欲求は残ったままなんです。そのため、代わりに、「地位」「実績」「資格」「ブランド」など、わかりやすいモノに執着しやすくなるんですよね。
人に認められやすいモノを身につけることで、人を惹きつけようとするんです。「地位」「実績」「資格」「ブランド」などは、人間関係とは違って
ですし、欲しいと強く願い、ガンバったら手に入れられる可能性が高いからなんですよね。
「厚着をする」とは、そういった「地位」「実績」「資格」などに相当するものですよね。外からの冷たさを、モノで防御することなんです。独占欲が強い男性の中には、見た目のキレイな女性・地位のある女性と一緒にいることで、満たされる部分もたしかにあるかもしれません。
でも、それは本質的な解決策にはならないですよね。あくまで、人のぬくもりを得られなかった代わりの手段だからです。
次の「運動をする」はどうでしょうか?運動をして、体の内側から基礎代謝を上げていくということですから、とても効果がありそうですし、本質的な対策ですよね。
ただ、独占欲が強い男性の心には、響きにくいかもしれません。独占欲が強い男性は、社会生活では自立的で、自分を律して、自ら行動している方が多い傾向があります。
一方で、恋愛関係・夫婦関係のように、近い人間関係では、逆に
傾向があります。自分からはあまり動かなくなるんですよね。社会生活では、頑張って自分の身を削りながら、フル回転で自立的に動いている分、近い関係の人にはその反動が出てしまうことがあるんですよね。
そもそも、独占欲が強いという時点で、相手をコントロールして、相手の行動待ちという受け身的な思考が根付いています。そういう意味では、自立的な行動である「運動をする」に期待をしても、失望してしまうだけなのかもしれませんね。
それでは最後に、「食生活を整える」はどうでしょうか。食事とは、彼女からの愛情を受けとって、心を満たしていき、
(身体に良い栄養を得ていく)というイメージです。
独占欲が強い男性が本来求めていることですよね。人は、安心・安全欲求が満たされていないと、どのような形であれ、どうにかしてその欲求を満たそうと、無意識に強く感情が揺れ動きつづけるんです。
その生理的な欲求は、人として必要なものなんですよね。それを良くないものだと抑圧しようと思えば思うほど、その欲求はさらに大きくなっていく傾向があります。
独占欲求は際限がなく、ブラックホールのようにいつまでも吸収しつづけるので、あまり応えすぎるのも良くないとよく言われますよね。ですが本来、人は
と、私は思っています。それは、「欲求が満たされた後で」という注釈が付くだけなんですよね。人は誰しも、
という流れを経て、成長していくものです。いきなり自立できる人はいないんです。(「自立せざるを得なかった」とは違うんです。依存を残したままの自立は、依存に戻ろうとしている状態とも言えるんです。)
つまり、満たされたら、いつか自立したくなるものだと信じることも大事ではないでしょうか。満たし続けたら、
ことなんです。それは、ネガティブに捉えがちな今のふたりの関係を、前向きに、良い方向に捉え直すということでもあります。
「自信のなさ・不安が、独占欲を生み出している」ことを理解した上で、「束縛・コントロールされている」と捉えるのではなく、ただ
と捉えて、ありがたく受けとることが大切だと私は思っています。
ふたりともが、「満たしてもらう時期」が、人生の中で少し遅れて訪れただけなんだと思いましょう。
繰り返しになりますが、独占欲を満たした経験がなければ、本当の意味で人は成長しないと言っても過言ではないと、私は思っています。多くの人は、幼少期の記憶が定まらない時期に経験したことなので、
ことが多いのではないでしょうか。当たり前に持っている欲求。ただそれだけなのだと思いますよ。「依存 ⇒ 自立 ⇒ 相互依存」の順番が、ちょっと逆になってしまったな…ぐらいの感覚でいいと、私は思いますよ。
ただ、独占欲の満たし方には、大事なポイントがあるんです。それは
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回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田彩
回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
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