2023/03/20
2024/04/20
こんにちは。カウンセリング実績4,000件以上の恋愛心理カウンセラー・岩田昌樹です。失恋は、
ときがありますよね。ふつうに生活を送ることすら苦しいと感じてしまうものです。辛い・苦しい感情がとめどなく押し寄せてくると、
に陥ってしまう。何もする気が起きなくて、ずっと寝ていたり…、涙が止まらなくなったり…、ボーっとテレビやスマホを見ているけれど、どこか上の空だったり…。
仕事にはかろうじて行けているけれど、仕事が終わって緊張感がなくなると、脱力状態に戻ってしまう。この苦しい・辛いときから立ち直る方法が、わからなくなってしまう…。
で、終わりの見えない苦しみに陥ることも多いですよね。
「辛い失恋を経験して、苦しい…悲しい…涙が止まらない…」そんな方に向けて、辛い失恋から立ち直る方法を解説してみたいと思います。
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失恋は、誰だって苦しい…辛いものです。簡単に立ち直ることができる人なんて、いないですよね。辛い失恋からすぐに「立ち直れた!」という人は、もしかしたら「恋」をしていなかったんじゃない?と、疑ってしまいそうです。
「好き」と言われることで、
そんな感覚があったなら、なおさら失恋は苦しい・辛い時間になるものです。失ってしまったものが大きすぎるから、それだけショックも大きくなるのは、仕方がないですよね。
なぜ、失恋してしまったんだろう?その原因を考えれば考えるほど、わからなくなってくる。
相手にそう言われたわけでもないのに、「後悔」「自責の念」「妄想」が、頭の中で何千回も押し寄せてくる…。
だって、失恋した理由を探して、どうにかして私を納得させてあげないと、
でも、理由を探しても、答えはなかなか出てこない…。ぐるぐると回って、また戻ってくるだけ。ハァハァと頭の中で息を切らしながら、必死に考えても考えても、
辛くなる一方ですよね…。それどころか、失恋の原因を考えれば考えるほど、自分を責める言葉しか出てこなくなる。
もう相手に聞くことさえ、簡単にはできなくなってしまったから…。ただでさえ失恋で辛いときに、さらに追い打ちをかけてしまうことになりかねないんです。
大きく立派に成長してしまった、
には、自分自身では気づけないほど、心の奥深くにまで、しっかりとした太い「根」が張りめぐらされています。
ですから、頭で「もう忘れよう!」として「木」を引っこ抜こうと、むりやりスコップで掘ろうとしても、そんな簡単には抜けない。ビクともしないものです。いくら頑張っても、焼け石に水。その努力は、すぐに蒸発してしまうんです。
目に飛び込んでくる情景が、すべて彼(彼女)との想い出と重なって、語りかけてくる。わたしの意思とは関係なく、辛い・苦しい感情が押し寄せてくるんです。失恋とは、そういうものです。
だったら、もう思い切って、身をゆだねてみるしかないのではないでしょうか?
それらはすべて、頭で考えていること。失恋が辛いときは、苦しい感情からできるだけ早く逃れたくて、焦ってしまうものです。
もう「頭」を動かして、考えるんじゃなくて、辛い「心」苦しい「感情」をめいいっぱい揺り動かすしかないんです。
彼(彼女)への想いは、「ある」ものは「ある」んです。
だから、消化させていくしかないですよね。
以前、下記のようなツィートをしました。
思考や感情を
— ことり電話 | お悩み相談室 (@kotori_phone) February 5, 2022
「せき止めない」
「抱え込まない」
「隠さない」
「通過させる」
ことがとても大事
悩みを直接解決しようとしても
それは徒労に終わるだけ
せき止めるから、悩みが発生するのだ
とにかく流していく
そのために「出す」「入れる」を
繰り返し続けること
すると自然に悩みも流れていく
まずは、辛い気持ちや苦しい感情を「出し尽くす」ことが大切なんです。
辛い気持ちや苦しい感情を、無理に忘れようと頑張るのではなく、無理のない範囲で「思いっきり」思い出してみましょう。
もうちょっとだけ、「まだ好きでいいんだよ」とわたしに許可してあげませんか?
頭ではなく、心が彼氏(彼女)のことを求めているんです。だから、辛い気持ちに苦しんでいるわたしの心を、
ぬいぐるみを、わたしの心だと思って、「ぎゅぎゅぎゅぅ~っ!」っと、思いっきり抱きしめてあげましょう。
『知らんぷり』をしてしまったら、わたしの辛い気持ちや苦しい感情が、もっともっと悲しんでしまいますよ。
失恋には、 「辛い気持ち」「苦しい感情」をめいいっぱい揺り動かして、嗚咽しながら号泣する
が、どうしても必要なんです。もし将来、復縁することになったとしても、今は儀式をしなければいけないんです。
わたしの心に、おもいっきり寄り添ってあげればあげるほど、ぽっかり空いた穴が満たされていくのを感じるでしょう。
心を揺り動かして「大きな悲しみ」さんを抱きしめてあげる。それが「お別れの儀式」。国民が誰でも知っている有名人の「お別れ会」ぐらい、
儀式が盛大に行われて、しばらく経つと、いつからか「喜び」さんがヒョコッと顔を出してくれるタイミングが訪れるはずです。
「喜び」さんがヒョコッ!と顔を出してくれるようになったら、わたしに優しくしてあげてくださいね。
あなたは「失恋」という
を負ったんです。
「お別れの儀式」という緊急手術をして、「大きな悲しみ」さんには寄り添ってあげることができました。でも、術後は安静にしていなければ、また傷口が開いてしまうかもしれませんよね。
まだ「療養中の身」だと、わたしに言い聞かせてあげてくださいね。
泣き尽したあとの「ケーキ」「エステ」「あったかいお風呂」の幸せ感は、いつも以上に、わたしの心に優しく沁みこんでくるはず。
大きな悲しみを感じてあげると、大きな喜びを訪れる。もれなく、ついてくるものです。だから、それを信じて「大きな悲しみ」さんを抱きしめてあげましょう。
スポンジに「悲しみ」の水がたっぷりとしみこんでいると、「喜び」の水は入り込めないですよね。
ぎゅぎゅぎゅぅ~っ!と手で抱きしめて、「悲しみ」の水を外に出してあげて、はじめて「喜び」の水を吸収できるようになる。だから、
なんて考えなくていいんです。ただ、抱きしめて共感して、一緒に泣いてあげるだけでいいんです。いつのまにか、自然と、心は前向きになっていくものですから。