ことり電話
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こんにちは。カウンセリング実績4,500件以上の夫婦・恋愛関係修復カウンセラーの岩田昌樹です。
そんな言葉を、パートナーに突きつけられてしまった。
まるで、突然発生した線状降水帯・雷雨のように、猛烈な音を鳴り響かせながら襲ってくる危機的状況。突然であればあるほど、夫婦・恋愛関係が
に襲われてしまうものです。そんなときに、まだパートナーを好きで離れたくないときは、必死になって関係修復を求めてしまいますよね。
危機的な状況をなんとか抜け出す方法はないかと、誰かに相談をしてみると、
と言われましたというお話をお聞きすることがあるんです。そして、私とのカウンセリングの場で
そんなご質問をいただくんですよね。
共依存の治し方や克服・抜け出す方法として、「離れて、自立しなければいけない!」そんなイメージを持たれる方が多いのではないでしょうか。
ですが、共依存かもしれないと不安になっている方に対して、離れて自立することを、私がオススメすることは、実はそれほど多くはありません。共依存の治し方や克服・抜け出す方法の
としては、もちろん「パートナーから離れたり」「自分の気持ちに意識を向けたり」「趣味を作ったり」することなのでしょう。
正しい理論だとは思います。ただ、
なのかもしれないなと、私は感じているからなんです。最終的にいつのまにか、自然とそうなれればいいですよね。というイメージです。意識的に自立するというよりは、あくまで「いつのまにか」です。そんな
を目指して、共依存の治し方・克服・抜け出す方法として私がオススメしているポイントは、「ギブ & テイク」ではなく、
を意識していくことです。
今回は、共依存の治し方・克服・抜け出す方法を、初期の仏教・ブッダが伝えてくれていることを参考にしながら、心理カウンセラーの岩田昌樹なりの視点でご紹介してみたいと思います。
今回のブログは、「共依存夫婦・恋愛の特徴・治し方」シリーズの2ブログ目となります。
共依存夫婦・恋愛の特徴については、下記ブログでご説明させていただいておりますので、よろしければ、まずはそちらからご覧いただければ嬉しいです。
\動画でもご覧いただけます/
前回のブログで、共依存の特徴である「尽くしすぎてしまう悪循環」を、好循環に変えていくためには、
感覚を、体験・実感することの大切さをお話しさせていただきました。
そして、「100%自立」と「100%依存」を、できるかぎり完全に切り分ける大切さを、ブッダの教えを参考にしながらご紹介させていただきました。
こちらのブログでは、「テイク・受け取る100%」だけをする機会をつくるためには、日常生活の中で、具体的にはどうすればいいのかを考えてみたいと思います。私の感覚では、
を、自然な形で日常生活の中に取り入れていくというイメージです。ポイントは5つです。
です。
まずは、「受け取る・テイクする」体制作りからです。
ポイントは、
です。ムリをする必要はありません。ほんのちょっとだけです。
自分に厳しく、自分を犠牲にしながら与え続けてしまう方は、優しい人であるとともに、
であることが多いんですよね。行動力がある方とも言えます。
考えすぎたり悩みすぎると、疲れてしんどくなるので、とにかく一瞬一秒でも早く解決しようとするんです。考えるよりも先に動こうとしすぎてしまうんですよね。
行動力があるので、自分の考えや主体性がすごくあるように見えるんですが、実際は、
であることが多いんです。あふれんばかりの行動力は、えてして、外で起きたことに「反応」しているだけであることが多いからです。
「一瞬、手を止める」「ちょっとだけ立ち止まる」とは、受けて立つということです。外の出来事に反応するのではなく、一度自分の中に入れてから、行動をする。
という一連の動作が「一瞬」あるだけで、「反応」という受け身の行動が、主体的な行動へと生まれ変わるんですよね。
卓球のように、ボールが来たら打つというイメージではなく、野球のキャッチボールのイメージなんですよね。まずはボールをキャッチしてから、投げてみましょう。
仏教でいうところの座禅や瞑想は、まさしく「手を止める・立ち止まる」ことだと私は考えています。日常生活の中で、ちょっとだけ・数秒間だけ、座禅や瞑想をしてみる感覚なんですよね。
余裕があるときだけでいいんです。たとえば、
私は、高尚なことをしている。そんな感覚で、居ずまいを正して、数秒間だけ、
それから、
何かが違うはずなんです。自分の意志がカラダに宿るような感覚。小さな感覚を、体感として心に植え付けていきましょう。
次は、
ことです。瞑想・座禅ではよく、自分の身体と心を観察しなさいと言われますよね。ブッダが説いた観察瞑想は、想い(思考フィルター)を入れずに「ありのまま」「ただの情報として」を観察する瞑想ですが、凡人である私には難しいなと感じています。
ですので、私の個人的なオススメは、目の前にある「当たり前」を、
に、ひとつひとつ変換していく観察方法です。
心の底から思えなくてもいいんです。「当たり前じゃないかも?」を、モノ・コト・ヒトの上に置いてみることで、
ことができるんです。横目で見て、さっと通り過ぎるのではなく、ちょっとだけ、正面方向から見ることができる。モノ・コト・ヒトに、意識を入れることができるんですよね。
次は、「当たり前じゃないかも?」に対して、
ことです。ゆっくりとじっくりと丁寧に、味わってみることです。
目の前に広がっている世界ではなく、その後ろ側・見えていない世界に広がっている風景を想像してみましょう。
イメージなんですよね。
看話禅という座禅方法があります。答えがない禅問答の問題を、ひたすら考える座禅です。思い込みやとらわれの殻を破るためです。「想いを馳せる」と「看話禅」。同じではありませんが、すこし似ていると、私は勝手に思っているんです。
今目の前にある、ふつうの生活。それは、これまで数十万年の間に生まれてきた数百億の人たち1人1人が、必死に考え抜いてきた
楽しみや人生や幸せを費やしながら、作り上げ・発明・発見してくれたのかもしれない。日々の生活の中の「当たり前」に眠っているたくさんの人々の想いを、時々感じてみることも大切ではないでしょうか。
次は、
ことを実感してみることです。
1人で生きている。あるいは、1人でも生きられると思えてしまう。それが、今の時代ですよね。ラクだけれど、その一方で寂しさを抱きやすい時代なのかもしれません。
ですが、実際には見えないところで、数えきれないほど多くの人たちに
んです。便利だからこそ、それがより見えにくくなっている時代とも言えるんですよね。だからこそ、あえて想像して、想いを馳せなければいけない時代なのかもしれません。
ひとりで生きているのではなく、私たちは「つながり」で生きている。見えないところで「守られながら」生きている。今、生きている人たちだけではなく、過去に生きたすべての人類に支えられているんですよね。
じっくりと想いを馳せていると、胸が熱くなってくる。そんな感覚・実感を体験することが大切なんですよね。
ブッダが説いた基本思想は、
です。孤立しているものは、世の中にはひとつもないという、世の中の原理法則を説きました。原因と結果という「つながり」で、世の中のすべてのことが成り立っているということなんですよね。
すべてがつながっているということは、バタフライエフェクトのように、世界中のすべての事象が相互に影響され続けているということです。つまり、固定したモノはない。私を含めてすべてが、常に変化し続けているんです。
のようなイメージでしょうか。アメリカ・オーストラリアなど世界各地の台風・気温・生物などによって、日本近くの海水の位置・温度・量・形・状況などが、刻一刻と変わっていく。さらには、水蒸気・雲・雨などへと変化していきながら、海中だけではなく大気中も循環もしていくんですよね。
数十億年単位で見ても、同じ状況なんてないんです。ですので、
コントロールしようと思っても儚い夢ですよというのが、縁起「つながり」が教えてくれていることだと、私は理解しています。
今この瞬間はそう思うかもしれないけれど、2秒後の世界は、また全然違う世界が広がっている。2秒後の世界はもう変わってしまっているから、今思ったことはもう手放した方がラクですよという教えなんですよね。
そして、止まってしまいがちな思考を「流す」教えであるとともに、縁起「つながり」は、私たちは1人ではなく、あらゆる存在に支えられているという教えでもあると、私は考えているんですよね。
最後は、
です。
初期仏教から数百年後にできた大乗仏教の禅宗に、「見性成仏」という根本思想があります。ふつうは、悟るために修行をすると思いますよね。ですが、そうではないと言うんです。
先に悟ってから、修行をしましょうといった意味なんですよね。
すべての人たちの心の中には、必ず「仏」が備わっている・誰でも仏になれる資質を持っているという思想です。自分の中の
して、その才能を育てる感覚で修行に励みなさいという教えなんですよね。歩む「道」をしっかりと見定めて、それから歩き始めましょうというイメージでしょうか。
ややこしい話になってしまいますが、これを私なりに初期仏教に置き換えてみると、「悟りへの正しい道を腑に落としてから、修行に励む」ということなのかもしれません。
一方で、悟るために修行することは、ある意味「ギブ&テイク」とも言えます。悟るという目的のために努力・修業をするわけですから、これだけ
という取引・見返りを求める思想ですよね。
強引な努力は、意外と報われないんです。
それは、「苦行をして悟ろうとする」スタイルに近いのかもしれません。ブッダは、苦行をやめてしまいました。静かに瞑想をして、世の中の原理法則と自分の心を集中観察することで、苦しみから解放されたんですよね。
自分の「才能」を自覚するとは、テイク・受け取ることです。受け取り拒否をしていると、いつまで経っても、才能を自覚することはできないんです。
と感じること。そんな小さな種を感じて、見守りながら大切に育てていく。そんな育てる感覚の修行を通じて、私の花を開かせていくことが大事なのではないでしょうか。
それが、「ギブ & テイク」ではなく、
する・「100%自立」と「100%依存」を完全に切り分けるという意味なんですよね。
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1分 130円(税込143円)
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人間関係全般を得意分野としています。
「ことり電話」は、夫婦でつくったカウンセリングルームです。
1、『夫』と『妻』
2、『男性目線』と『女性目線』
3、『カウンセラー』と『相談者』
わたしたち夫婦は、立場や考え方・価値観が違う2つの目線で、お互いに話し合ってきました。
わたしたち2人の夫婦仲も、もちろん順風満帆だったわけではありません。
長い長い紆余曲折・離婚の危機を、夫婦2人で乗り越えてきたからこそ、カウンセラーとしての深みも出てきたと感じています。
心理学などの理論も、もちろん大事です。それ以上に、夫婦で営むカウンセリングルームだからこそ、伝えられるパートナーシップの実体験が、話に深みをもたらすのではと、わたしたちは考えています。
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総合評価: 4.83
回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
「依存を治す方法」
「執着はよくない?」
「夫婦関係 修復する方法」など…。
ネットで検索をして、夫婦・恋愛関係の修復方法を調べてみる。でも…
『私たちには、当てはまらないかも…』
『別居を受け入れるしかないのかな…』
『私だけが悪いのだろうか…』
そう感じてしまうことはありませんか?
夫婦・恋愛関係をよくしたいと思って調べたけれど、
辛辣すぎる意見ばかり…。
もう離婚しかないのかな…。
と、さらに憂鬱な気持ちになってしまうこともありますよね。
もうこれ以上、友だちや親には悩みを聞いてもらうことはできない…。
そんな時は「悩みを聴いて、解決の糸口を見出す」カウンセラーに悩みを打ち明けてみませんか?
修復できない夫婦の悩みを、気兼ねなく思う存分相談できますよ。
” 明日への希望 ”につながるご提案をさせていただきます。
ゆっくりと話を聴いてもらい、すべての気持ちを吐き出すことで、3つの効果が生まれると言われています。
カウンセラーは「じっくりと話しを聴いて、解決の糸口を見出す専門家」です。
3つの効果を最大限引き出していきながら、
『明日から、こう行動しよう!』
『明日から、こう考えよう!』
『明日から、これを目指そう!』
そんな明日への希望を、持ち帰っていただきたいと、私たちは思っています。