ことり電話
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こんにちは。カウンセリング実績4,400件以上の夫婦関係修復カウンセラー・岩田昌樹です。
金遣いの荒い旦那が、
と私に迫ってくる。旦那自身が、必要以上にお金を使っているのだから、「お金がないのは自分のせいでしょ!」そんなイライラだけが、積もりに積もっていく。
大喧嘩になって収拾がつかなくなるのが目に見えているので、必死にイライラしないようにしているけれど、抑えられずいつのまにか大爆発。その繰り返し。
何度も何度も何度も、給与前になると毎月のように始まる「お金がない」という旦那の訴え。
繰り返し訴えてくる旦那との間に、何の生産性も見い出せない怒声が飛び交い続ける。
大喧嘩の後に残されているのは、砕け散ったお互いのイライラの破片だけ。バラバラになってしまった夫婦の心を修復しようにも、キッカケの糸口さえ見つけることができない。
旦那にお金がないと言われても、私には
から…。あきらかに非があるのは旦那の方なのに、開き直っているからだろうか。回を追うごとに、むしろ堂々とお金がないと言ってくるようになってきたから、もう言い返す気力さえなくなってきた。
友だちはもちろん、誰に相談しても、お金がないと理不尽に言い続ける旦那とは、「離婚したほうがいい」と口をそろえて言われてしまう。確かに正論だとは思う。だけど…。
今回は、そんな金遣いが荒くて、いつもお金がないと言う旦那さんにイライラしてしまうときの考え方をご紹介してみたいと思います。
まずは、金遣いが荒くて、いつもお金がないという旦那さんの心理を知ることから始めてみましょう。今回のブログは、「夫婦の金銭感覚の違い」シリーズの4ブログ目となります。
なぜ旦那さんの心理を知ることが大切なのか、その理由については、下記ブログでご説明させていただいておりますので、よろしければ、そちらからご覧いただければ嬉しいです。
金遣いが荒くなる心理には、様々なパターンがありますが、大きくは3つ、さらに細分化すると13の心理があるのではないかと私は考えています。
今回のブログでは、8つ目の【解放感】からご紹介させていただきます。
\動画でもご覧いただけます/
8つ目の心理は、解放感です。
何も考えたくない。気力がわいてこない。そんなとき、人は、
を求めがちだというお話を、前回のブログ「妻がお金を使いすぎる…金銭感覚がおかしいときは離婚するべき?」でさせていただきました。
感情の爆発とは、抑圧・我慢してきたものからの解放です。その(実際には解放されているようで解放できていないことが多いので、解放されている感覚でしかないのですが、)解放感は、別の視点からも説明することができるんです。
それは、
という心理的側面です。ふつうではない私が、ふつうになるためには、必死に考え続けなければいけない。何も考えたくないと思う心理には、そんな背景が隠されています。(→詳しくはコチラ)
必死に考え続けなければいけない。そんな「〇〇しなければいけない」に満ちあふれた、がんじがらめに拘束されている空間。そこから抜け出すためには、何か別の空間・場所が必要ですよね。ただ、どんな空間でもいいわけではありません。
抜け出すための場所として最低限必要なこと。それは、
であることなんです。考え続けなければいけない空間とは、「正解がわからない」「正解がない」「不正解だと言われ続ける」そんな空間なんですよね。考え続けるとは、正解を追い続けることだからです。
そこから抜け出すことができる場所とは、つまり、絶対的な正解を与えてもらえる場所なんですよね。正解がない限り、考え続ける必要がある。現実には、たった1つの正解なんて世の中にはないので、
とも言えます。それは例えば、世界は〇〇が支配しているといった陰謀論であったり、政治的主張・新興宗教がらみなど、わかりやすい主張に引き寄せられやすいということです。
そんな正解を与えてくれる空間の中の1つに、私は「お金」も含まれているのではないかと考えています。
勝つ。買う。人が動く。など、人間関係に比べると、
でハッキリしています。これほどわかりやすい世界はないと感じるのではないでしょうか。そのわかりやすさが、正解を与えてもらえている。
つまり、何も考えなくてもいい、考えすぎなくていい安心感につながるんですよね。
9つ目の心理は、理解してほしいです。
では、なぜ必死に社会(ふつう)に適合しようと頑張って、考え続けてしまうのでしょうか。それは、
理解してほしいからです。
でも、社会・周りからの評価を抜きにして、私が私を見ているかぎりでは、純粋で、真面目で、誠実で、能力もある…と感じる。なので、
ように感じるんです。頑張るのは、可能性を感じているからですよね。可能性を感じるのは、自己評価自体はそれほど低くないからです。評価が低いのは、あくまで社会から見た私の評価。そんな
そのギャップが大きければ大きいほど、わかってほしい気持ちが強くなる。誤解されている感があまりにも大きいので、猛烈なストレスを感じてしまうんですよね。その猛烈なストレスが、
その猛烈なストレスが、社会に向けて、
などへと変換されていくんです。
ただ、理解してほしい・わかってほしいと言える人はまだいいんですよね。言えないんですよね。
んです。それは社会不適合・疎外感・ふつうではないことを、認めてしまうことになるからです。誤解されているだけだから、認めたくはないんです。評価を覆したいんです。
認めてしまったら最後なんですよね。
と怖れているんです。本来は、助けて!と誰かを頼ると、ひとりぼっちではなくなるはず…。だけど、助けて!と誰かを頼ると、ひとりぼっちを際立たせることになる。そんなどちらも選ぶことができない感覚。
両手を左右から引っ張られて引き裂かれているかのような、動くに動けない感覚があるんですよね。出口の見えない行き詰まり感を、背負いながら生きているんです。
そんな風に、理解してほしい・わかってほしいけれど、どうすることもできないジレンマに陥った時、人は
傾向にあります。プロセスをスッ飛ばして、人に注目されるわかりやすい結果をすぐに手に入れたいと思うようになるんです。
プロセスを順番に踏んでいく方法が見つからず、どうすればいいのかわからないジレンマに陥っている。だから苦しんでいる。ですので、結果をすぐに得たいと思ってしまうのは、自然な流れなのかもしれません。
最初の段階では、
など、初対面の人にでも、すぐにわかってもらえる・認めてもらえるものを得ようと、猛烈に頑張ります。ただ、成果・役職・資格なども地道な努力の賜物ではあります。一定のプロセスが必要になってくるんですよね。
それさえも、うまくいかないと挫折感を抱くと、
つまり、結果だけを猛烈を追い求めようとするんです。その結果の中のひとつが、
なんですよね。お金を持つことではありません。お金を「使う」ことです。お金を使うと、人から認められるからなんです。
繰り返しになりますが、求めていることは、お金を持つことではないんです。お金を持つことには、あまり価値を置いていないんです。貯金額を、みんなに伝えることはあまりないですよね。秘匿性の高いものを持っていても、
んですよね。認められるためには、お金を持っていても仕方がない。使わなければ意味がない。求めているのは、お金を「使う」ことです。
つまり、お金のことなんてどうでもいいとさえ思っているんです。お金を強く求めるのは、お金が欲しいからではない。お金を使うことで、
んですよね。お金は、あくまで手段でしかないんです。
理解してほしい・わかってほしい。それは、
ということです。私は、お金の使い方が、人とのつながりを求める感情と連動していると思っています。つまり、
そんな傾向にあるのではないでしょうか。
そもそも「お金」は、交換しないと価値を生み出さないモノですよね。
です。ですので、「お金=人とのつながりを得るためのもの」と捉えてもおかしくないのではないでしょうか。みんながお金を使うと経済が循環していくように、人間関係も循環していくんです。
お金を使いすぎる人を、そんな目線で見てあげることが大切だと、私は思いますよ。
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1分 130円(税込143円)
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人間関係全般を得意分野としています。
「ことり電話」は、夫婦でつくったカウンセリングルームです。
1、『夫』と『妻』
2、『男性目線』と『女性目線』
3、『カウンセラー』と『相談者』
わたしたち夫婦は、立場や考え方・価値観が違う2つの目線で、お互いに話し合ってきました。
わたしたち2人の夫婦仲も、もちろん順風満帆だったわけではありません。
長い長い紆余曲折・離婚の危機を、夫婦2人で乗り越えてきたからこそ、カウンセラーとしての深みも出てきたと感じています。
心理学などの理論も、もちろん大事です。それ以上に、夫婦で営むカウンセリングルームだからこそ、伝えられるパートナーシップの実体験が、話に深みをもたらすのではと、わたしたちは考えています。
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総合評価: 4.83
回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
「夫の金遣いが荒い」
「旦那と金銭感覚が合わない」
「浪費癖の治し方」など…。
ネットで検索をして、お金に関する夫婦問題を調べてみる。でも…
『私たち夫婦には、当てはまらないかも…』
『離婚するしかないのかな…』
『私が悪いのだろうか…』
そう感じてしまうことはありませんか?
夫婦関係をよくしたいと思って調べたけれど、
辛辣すぎる意見ばかり…。
もう離婚しかないのかな…。
と、さらに憂鬱な気持ちになってしまうこともありますよね。
もうこれ以上、友だちや親には、夫婦の悩みを聞いてもらうことはできない…。
そんな時は「悩みを聴いて、解決の糸口を見出す」カウンセラーに悩みを打ち明けてみませんか?
修復できない夫婦の悩みを、気兼ねなく思う存分相談できますよ。
” 明日への希望 ”につながるご提案をさせていただきます。
ゆっくりと話を聴いてもらい、すべての気持ちを吐き出すことで、3つの効果が生まれると言われています。
カウンセラーは「じっくりと話しを聴いて、解決の糸口を見出す専門家」です。
3つの効果を最大限引き出していきながら、
『明日から、こう行動しよう!』
『明日から、こう考えよう!』
『明日から、これを目指そう!』
そんな明日への希望を、持ち帰っていただきたいと、私たちは思っています。