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こんにちは。カウンセリング実績4,400件以上の夫婦関係修復カウンセラー・岩田昌樹です。
ここ最近、いやもっと前からだろうか。お金を使いすぎる妻に対して猛烈な違和感を抱くようになり、いつしか離婚を真剣に考えるまでになってきた。あまりにも、
と感じるからだ。
お金を使いすぎていることに「申し訳ない」という気持ちが妻にあれば、まだ許せる。だけど、金銭感覚のおかしさを指摘すると、逆ギレされるようになってきた。
倹約家である自分からすると、お金を使いすぎる妻の気持ちがさっぱり理解できない。お金に対する価値観があまりにも違いすぎて、考えれば考えるほど、
そんな最悪の結末を想像するしかなくなってしまうのだ。
毎日毎日、お金…お金…お金…。お金のことばかりを考えてしまう。もしかすると、妻はもっと考えているのかもしれない。ただ、お金のことを考えているという点では同じでも、内容はまったく違うような気がする。
それは、
だ。自分は、お金を重要な存在として、ある意味、厳重に守ろうとしている。一方の妻は、お金を軽い存在として、とにかくかき集められればいいと思っているかのようだ。
話し合いの余地さえ、もう残されていない。真面目な会話のテーブルにつくことさえできない日々だからだ。解決策がすべて塞がれてしまっているような気がする。唯一残っている
つまり、あきらめるしかないのかもしれない。
ただ、本当にそうなのだろうか…。離婚以外に方法はないのだろうか。そんな一縷の望みを託して、私たちにご相談に来られる方が多いんです。
今回は、奥様がお金を使いすぎていたり、奥様の金銭感覚がおかしいと感じるときは離婚するべきなのかどうかを考えてみたいと思います。
まずは、お金を使いすぎる・金銭感覚がおかしいなと感じるときの奥様の心理を知ることから始めてみましょう。今回のブログは、「夫婦の金銭感覚の違い」シリーズの3ブログ目となります。
なぜ奥様の心理を知ることが大切なのか、その理由については、下記ブログでご説明させていただいておりますので、よろしければ、そちらからご覧いただければ嬉しいです。
お金を使いすぎる心理には、様々なパターンがありますが、大きくは3つ、さらに細分化すると13の心理があるのではないかと私は考えています。
今回のブログでは、6つ目の【マイナス感情の上書き】から見ていきましょう。
\動画でもご覧いただけます/
金銭感覚がおかしい・お金を使いすぎる妻の心理の6つ目は、
です。これは比較的わかりやすいのではないでしょうか。
仕事・家庭・人間関係などのストレスで、イライラ・モヤモヤなどのマイナス感情に襲われたときには、その感情を忘れるために他の感情を上書きしたくなるものですよね。
つまり、日常生活とは違う
ものです。そんな日常生活とは違う特別なことは、仕事・家庭・人間関係などとは、かけ離れていればいるほどいいんですよね。思い出したくないわけですからね。
マイナス感情が大きければ大きいほど、「まったく違う」を強く求めてしまうんですよね。
たとえば、仕事・家庭などで、真面目に頑張っていればいるほど、不真面目でラクで楽しいことをしたくなってきたり。
お金にシビアな仕事・生活をしていればいるほど、お金に追われる仕事であればあるほど、お金をパッと使いたくなってきたり。
されることではじめて、マイナス感情を他の感情で上書きできるんですよね。
もちろん、これは誰にでもあることです。上書きして忘れてリセットする行為は、生きていく上で適度に必要なことですよね。ですが、それが、お金を使いすぎてしまうといったように、
のは、なぜなのでしょうか。
歯止めが効かなくなってしまう原因。それはやはり、一過性の出来事ではなく、
を抱いているからです。安心して止まってゆっくりしてしまうと、その虚無感に襲われて、心の傷がうずきだしてしまう。ですので、
んですよね。ずっと動き続けなければいけない。その結果、歯止めが効かなくなってしまうんです。
つまり、慢性的なので、マイナス感情の上書きを何度してもなくならないんですよね。次々とマイナス感情が補充されていくからです。そうすると、もう1段階、階段を上る必要がでてきます。ギアを上げざるをえないです。マイナスに対して、
しかないんですよね。さらなる刺激と、さらなる上書きです。質と量を上乗せするわけです。ですが、それも時間の問題です。次第に上書き効果が薄れていくんです。
すると、さらにもう3段階ぐらい階段を上らなきゃいけなくなる。その段階になると、マイナスにプラスを上書きするだけでは、効き目がなくなってくるんです。プラスが
んです。すると、最終手段として、マイナスに、もっと強いマイナスを上書きして、マイナス感情自体をマヒさせていくしか方法がなくなっていくんですよね。「もっと強いマイナス」とは、つまり、
ということです。冷静に考えれば、自分にメリットがまったくないことはわかっている。でも、なぜかやめられないんです。マイナス感情を解消することが、なによりも最優先だからです。手段を選ぶ余裕がなくなってくるんです。
「もっと強いマイナス」を生み出す方法は、いろいろとあります。その中のひとつが、「お金」なんです。お金を使いすぎたり、金銭感覚がおかしくなると、自分の生活を蝕んでしまうことにつながりますよね。
本人は無意識かもしれませんが、それは、間接的に自分を傷つけてしまうんですよね。
マイナス感情の上書きをしたくなる心理には、いくつかの種類があると、私は考えています。そのひとつが、
です。この心理は、心身共に疲れ果ててしまい、もう何も考えたくない。もう何も考えられない。そんなときに、何も考えなくていい趣味にハマる。その結果、お金を使いすぎてしまう心理とも言えます。
そんな心理にプラスして、もっと深い別の心理もあるんです。それは、
です。すこし遠まわりになってしまうかもしれませんが、その心理に行きつく経緯を詳しく見ていきましょう。
元々、お金を使いすぎてしまう人は、社会に必死に適合しようとしている人が多いんです。つまり、
ができるようになるために、必死に頑張っている人なんです。社会に溶け込めていないかもしれないという強い不安があるので、必死に溶け込もうとしているんです。
ただ、この「ふつう」が、かなりのクセモノなんです。溶け込もうとしているそのふつうの社会を、勘違いしていることが多いんです。ふつうの社会だと思っているその
なんです。「家庭=社会」だと勘違いしてしまう。あるいは、そう教え込まれてきたので、信じるしかないんですよね。
家庭という小さな社会の中でサバイバルするために、必死に頑張ってきた。社会はその延長線上にあると勘違いをして、大きな社会でもサバイバルしようとする。
ですが、実際は、家庭という小さな社会の常識と、大きな社会の常識は、違っていた。
だったんです。その違い・ギャップを埋めることができない。あるいは、違うことに気づくことができないことが多いんです。
もう少し解像度を上げてみましょう。(お金を使いすぎてしまう人の)家庭という小さな社会には、
があることが多いんですよね。親という1つの価値観だからなんです。「絶対的な正しさ」とはつまり、それ以外は認めない・排他的な雰囲気が漂っているということなんです。もちろん、その
です。ハッキリと「ダメ」と言われる場合もあれば、ハッキリとは言われないけれど、なんとなくそんな雰囲気が伝わってきたり、あるいは、親が喧嘩ばかりしていて、子供が取れる選択肢が限られてくるなど…、なんですよね。
ですが、大きな社会は、もっと「多様」で「絶対的な正しさがない」んです。多数者の価値観なので、想像している以上に、もっとユルい【ふつう】なんです。取れる選択肢がもっと広いんです。
そのユルさに気づくことが難しくなるんですよね。それは、必死に頑張って生き抜いてきたからです。どうしても、必死になればなるほど、どうしても視野が狭くなってしまうんです。
ではなぜ、これが「何も考えたくない」心理・お金を使いすぎる心理につながっていくのでしょうか?
それは、「絶対的な正しさ」「ふつう」に合わせようとすると、
からです。変えるとは、考えることです。
「こうならなきゃ!変わらなきゃ!」と自分に強制するわけですから、それは、自分の思考・脳を書き換えようとする行為ですよね。実際には、なかなか書き換えることはできないんですが、必死に書き換えよう頑張るんです。
すると、自分の思考・脳が熱を持ってしまい、
になってしまうんです。プシューと煙を噴き上げながら、機能停止してしまいそうになるんです。
そんなときに、オーバーヒートして機能停止を食い止めようと、凍る寸前ぐらいの冷たい冷却水をかけて、強制的に冷やそうとする。そうして、
をしようとするんです。凍る寸前の冷たすぎる冷却水をかけている状態が、お金を湯水のように使う「何か」をしている状態なんですよね。
ただ、それだけではありません。自分の思考・脳を書き換えようとする行為は、
なんです。書き換えようとすると、イヤだなという感情が抵抗してくるので、その感情を鎮圧しようとします。「思考 vs 感情」の戦争が起こるんですよね。抵抗勢力である感情を駆逐しようと、あらゆる手段を使って、思考が、感情を乗っ取ろうとするんです。
その過程で、辛い・嬉しい・怖い・楽しいなどの感情が、影をひそめるかのように、物陰に逃げてしまうんです。
そうして、思考勢力が増していき、感情勢力が衰退していくんです。思考勢力という名の「与党」が一党独裁的になり、政権(脳)をほしいままにしようとするんです。
ただ、
抑圧されてきた分、どこかで爆発したくなるんです。反撃のタイミングを、虎視眈々と狙っているんです。
思考勢力という名の「与党」が占めている国会内では、大人しくしているしかない。だから、国会の外で、大音量で抗議活動をするんです。
感情勢力というだけあって、冷静ではいられません。
させながら、シュプレヒコールをあげるんです。抗議するんです。その抗議活動が激しくなればなるほど、大きなお金が動きやすくなるんです。
を使った方が、より感情を激しく動かすことができるからです。ただのゲームとしてポーカーをしているよりも、大金をかけたポーカーの方が、感情が猛烈に揺さぶられますよね。
感情に対して、お金が加わるとカンフル剤的な刺激を与えられる。そんな場を求めてしまうんですよね。
つまり、「何も考えたくない」は、思考を停止させて、感情を爆発させたいという強い欲求でもあるんです。
お金を使いすぎる妻の心理の8つ目は、
です。続きは、下記ブログでご紹介しておりますので、よろしければご覧いただければ幸いです。
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1分 130円(税込143円)
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人間関係全般を得意分野としています。
「ことり電話」は、夫婦でつくったカウンセリングルームです。
1、『夫』と『妻』
2、『男性目線』と『女性目線』
3、『カウンセラー』と『相談者』
わたしたち夫婦は、立場や考え方・価値観が違う2つの目線で、お互いに話し合ってきました。
わたしたち2人の夫婦仲も、もちろん順風満帆だったわけではありません。
長い長い紆余曲折・離婚の危機を、夫婦2人で乗り越えてきたからこそ、カウンセラーとしての深みも出てきたと感じています。
心理学などの理論も、もちろん大事です。それ以上に、夫婦で営むカウンセリングルームだからこそ、伝えられるパートナーシップの実体験が、話に深みをもたらすのではと、わたしたちは考えています。
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総合評価: 4.83
回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
回答カウンセラー 岩田昌樹
「妻のお金使いが荒い」
「お金がない嫁にイライラする」
「浪費癖の治し方」など…。
ネットで検索をして、お金に関する夫婦問題を調べてみる。でも…
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もうこれ以上、友だちや親には、夫婦の悩みを聞いてもらうことはできない…。
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カウンセラーは「じっくりと話しを聴いて、解決の糸口を見出す専門家」です。
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『明日から、こう行動しよう!』
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