2019/04/19
2022/01/05
22歳で就職をして初めての悩みは、配属された部署の上司とうまくいかなかったことでした。
入社初日「なんだかすごく怖そう・・・」これが上司への第一印象でした。
でも怖がっていても仕方ないし、つとめて明るく(といっても顔は引きつっていたと思いますが)挨拶しました。
「よろしくお願いします!」と言った私に上司は一言「あなたの面倒を見る気はない」と・・・。
悪い意味で予感が的中してしまいました。
とにかく一生懸命頑張ることで認めてもらおうとそこからは必死に頑張りましたがやっぱり新入社員。
一通りのミスはしました。
そのたびに聞こえてくるのは、私に聞こえるように、でも私には直接ではなく浴びせられる非難の言葉。
「あゆの給料を払うくらいなら、会社の備品を買い替えたほうがいいんじゃないの?」
上司と先輩がそう話しているのを聞いた日は心がつぶれそうになりました。
一生懸命頑張ってもできない、認めてもらえない、無視される、はじめは頑張っていましたが、
徐々に悲しみを通り越し、あきらめにもにた感情の中過ごした1年間は毎日泣きながら帰ったものでした。
毎日傷つき落ち込み、でも退職する勇気もないまま何とか仕事を続けていましたが、1年経ったころ最後の勇気を振り絞ってみようと思いました。
会社で設置されている相談窓口に電話をしてみたのです。(うちの会社の相談窓口は会社に所属していないカウンセラーに繋がります)
なぜ電話してみようと思ったかというと、当時の私は就職したばかりだったので、今私が置かれている環境は社会では普通のことなのか、
耐えられない私が悪いのか、ただ単純に第三者に聞いてみたいという気持ちからです。
もし私が甘いのであれば転職してもうまくいかないと思ったからです。
会社の相談窓口に電話をするともしかしたら上司にばれたり、弱い奴だと思われて不当な評価を受けるのではないかと心配な気持ちはありましたが、
そうなったらそうなったで退職しよう、と思うくらい追い詰められていました。
結果は、別の部署に異動させてくれることとなりました。
そう決まった時には安堵の気持ちと同時に今の仕事をやり遂げることができず逃げてしまったという罪悪感もありました。
でも、あの時逃げて良かったと今では心からそう思います。
あのまま自分のことを否定する毎日を送っていたら、心が折れてしまっていたかもしれません。
自分は自分なりに今の環境を何とかしようと取り組んで、これ以上解決策が思いつかず、悩みをループしている状況であれば次の行動に移すときなのだと思います。
行動に移した後のことはまたそこで考えましょう。少しずつ今を変える勇気を。