2021/10/31
2024/04/20
「人と比較しても、仕方がない」「嫉妬しても、良いことはない」と、頭ではわかっているけれど、
職場の同僚などの他人に嫉妬なんてしたくないと思っていても、意思に反して、いつのまにかゾワゾワとココロが動いてしまうのではないでしょうか?
職場の同僚、友人、ネット上の言葉など、
ですよね。だから、他人に嫉妬しない考え方や嫉妬しない方法がわかれば、どんなにラクに生きられるだろうと考えてしまいますよね。
今回は、人間関係にまとわりついてくる「嫉妬をなくす考え方や方法」について、心理カウンセラー・岩田昌樹がご紹介してみたいと思います。
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嫉妬心を自分で認めることは、実は難しいものですよね。
と受け取ってしまうことも多いので、無意識に、嫉妬心から目を背けてしまいますよね。
そうやって目を背けたり、嫉妬感情を否定してしまうと、そのモヤモヤした気持ちのやり場に困り、
にすり替わっていくケースが多いんです。
だから、もしあなたが、嫉妬心を自分でちゃんと認めることができているのであれば、まず何より、それは素晴らしいことだと思いますよ。(このブログにたどり着いたということは、それだけで「嫉妬心」に気づいている証拠ですよね。)
素直に自分を見つめることができているということですからね。まずは「嫉妬心」に気づいている
と、心から思います。
「嫉妬心」があるって、素晴らしいことだと私は思いますよ。それだけ、
ということではないでしょうか。
嫉妬心を抱いてしまう自分に対して、もしかしたら、
なんていう風に、思っていませんか?でも、自己嫌悪に陥いる必要なんてないんです。
繰り返しますが、嫉妬心の裏側には、あふれんばかりのエネルギーが眠っているんです。嫉妬心は自分のパワーの存在と、そのありかを教えてくれる貴重なお知らせ。
「嫉妬を感じる相手のようになりたい!」あるいは「なれる!」と思っていることですからね。嫉妬心は、私もそうなれると思っている相手に対してしか抱けない感情です。
私には手が届かないなと思っている相手には、嫉妬を抱くことはできないんです。
そんな嫉妬心を抑えてしまうと、自分は本当はこれがしたいという心の底からのエネルギーを抑え込んでしまうことになると思いますよ。
嫉妬心と敵対するのではなく、一緒に
嫉妬を感じている今が、心の底に眠っているエネルギーを開放させるチャンスだと思うんです。
嫉妬と対峙・敵対してしまうと、どうしても膠着状態になってしまいます。悶々として、先が見えなくなります。そのストレスが重なると、無意識にストレスの発散先(攻撃対象)を作りだしてしまうと思いますよ。
せっかく自分の心からわき上がってきたエネルギーです。発散先(攻撃対象)に向けてしまうのは、もったいないと思いませんか?私自身の人生を大きく
に変換していくことが大事だと思いますよ。
中には、「嫉妬心」を必要以上に感じてしまい、
と思われている方もいるかもしれません。苦しくて、しんどすぎる…と思われた方は、もしかすると、今まで自分のエネルギーやパワーを、必要以上に
しすぎていたのかもしれませんよ。もしくは、我慢したり、抑えたりすることが日常化しすぎて、無意識にしてしまっているのかもしれません。
嫉妬は悪いことではなくて、誰だって当然のように持つ感情です。感情は、人間が本来持っている自然現象だから、ホッておくと、
ものです。それなのに、無理矢理抑え込んでしまうと、感情は消化されずに溜まってしまい、大きくなっていきます。
もし嫉妬心が「強すぎるな…」「続いてしまうな…」と思ったら、それは、今も、今までも、抑え込みすぎていて、解放されるのを今か今かと待っている状況なのかもしれませんよ。
例えば、「職場の同僚ばかりが評価されて、私は評価されず、同僚に嫉妬してしまった」場合。
これまでずっと、「評価されたい!」という気持ちを抑え込んで、なかったことにしていなかったでしょうか?
例えば、「わたしと同様に、ずっと彼氏がいなかった親友に彼女ができて、嫉妬してしまった」場合。
これまでずっと、「彼氏がほしい!」という気持ちを抑え込んで、なかったことにしていなかったでしょうか?
人は、安定を好むものです。「わたしの人生を変えていきたい!」と強く思っていても、「このままが安心」という気持ちが勝ってしまうこともありますよね。
嫉妬心は、「天空の城・ラピュタの飛行石」のように、あなたの人生の方向を指し示してくれる
なんだと思いますよ。嫉妬心が今目の前に現れているのは、
・ 一歩抜け出すエネルギー
・ 生きていく方向性
を指し示して、「今だよ!」と伝えてくれているのではないでしょうか。
私の中の声が、目の前に広がっている世界を使って、代弁してくれているんだと思いますよ。私の心の中に住んでいる嫉妬さんに、
と伝えられるといいですよね。
だからといって、これまで嫉妬心を必死に抑えてきた自分を否定しないでくださいね。
「我慢しなきゃ!」「抑えなきゃ!」と思ったそのときは、状況的に仕方がなかったんだと思います。自分を守るためには、それしか方法がなかったんだと思うんです。
でもね、
と教えてくれているんだと思うんです。いつのまにか習慣化してしまったクセ。それは簡単には直せないかもしれません。今までできなかったことを、いきなり解放しようと思っても難しいかもしれません。
だから、
でいいんだと思うんです。あなたの心の底に眠ったエネルギーが、自由に動きたい!と顔をのぞかせているんです。
そうやって、ただ優しく会話して、抱きしめてあげませんか?
「あの人はいいよな~」と羨ましく感じたとき、
と思うのか、
と思うのか。大きな違いが出てきますよね。
そう、いわゆる嫉妬心は、ネガティブに向いたもの。そうではなくて、マネをして、徹底的にパクッて、自分のモノにしていく絶好のチャンスと捉えてみませんか?
そうやって、嫉妬心を迎え入れていく・受け入れていくことが、大事だと思いますよ。
「嫉妬心」は人間として生きている以上、当然のようにわきあがってくる感情であることを考えると、「嫉妬心がない」ということは、
と言えるのかもしれません。嫉妬心を感じたら、
そう前向きに捉えましょう。嫉妬心は「あなたの味方」。
嫉妬心はなくせない以上、嫉妬をしないための一番の方法は、味方につけることなのではないでしょうか?