2024/04/25
2024/05/23
こんにちは。カウンセリング実績4,000件以上の心理カウンセラー・岩田昌樹です。
嫌いな自分を変えるために、あらゆることをしてきたつもり…。なのに、なぜか変われない。変わりたいと強く強く願いながら、頑張れば
いつまでたっても、変わりたいのになかなか変われない自分のことが、ますます嫌いになっていく。「嫌い」が自分の心に何層にも積み重なり、足にまとわりついて泥沼化していく。あがけばあがくほど、見えてくるのは
変わりたいのに変われないのであれば、自分を変える方法が今の道で見つからないなら、いっそのこと
今回は、そんな自分を変える方法が見つからず、行き詰まってしまっている方に向けて、【自分を変える方法】変わりたいのに変われないときに大切なことを、心理カウンセラー・岩田昌樹がお届けしたいと思います。
テーマは、
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今回のこちらのブログは「【自分を変える方法】変わりたいのに変われないときに大切なこと」シリーズの
1ブログ目・上記目次の「1~5」につきましては、下記ブログでご紹介させていただいておりますので、最初から読まれたい方は、下記リンクからご覧ください。
つまり、何が言いたいかというと、
これは、ブレーキだけを踏みましょうという意味ではありません。もちろん、最終的な理想形は、「アクセルとブレーキを切り換えられる」ようにすることなのですが、いきなりは難しいと私は考えています。
ですので、今するべきことは
大前提として、変わりたいのに変われないのは、
そもそも、頭と心を休ませることができていれば、「ダメな自分を変えたい」とは思わないものです。
やる気はわかないけれど、何かしていないと頭は休まらない。そんな、アクセルとブレーキを同時に踏んでしまう
ただ、その「矛盾」を一気に解決しようとすると、様々な軋轢を生んでしまい、解決どころか悪化してしまうことが多いんです。であれば、変化のスピードを緩めるしかありません。
変わりたいのに変われないときは、相反する気持ち同士が戦っているときです。そんなときは、どちらかに決めようとしないことです。決めようとすると、戦いは終わらないですよね。
「0か100」・「ONかOFF」ではなく、「50」を心掛ける必要があるんです。
やる気はないけれど、何もしないわけでもない。
休みたくないけれど、シャキッ!とするわけでもない
頑張りたいけれど、ガンバるわけでもない。
つまり、
を少しずつ負担のない範囲でしていくことが、大切なのではないでしょうか。
なかなか続かない「ぐうたらな自分」。そんな自分でも続けられるようにするためには、「がんばらない」で「何かをする」しかない。
もともと、気軽な内容のテレビを「見てるだけ」だと、手持ち無沙汰感が、ムクムクとわき起こってくる「わたし」。
「がんばる」感が、なくてもできる運動をさがしました。見つけたのが、
スペースも、たたみ一畳あれば、OK。ちょうどテレビの前に、そのスペースがある。「深い呼吸」に合わせて体を動かすから、リラックスもできる。
家の中だから、もちろん、冷暖房完備。雨が降っていても、風が吹いていても大丈夫。ヨガマットさえあれば、お金も0円。すぐにできるので、時間も効率的に使えます。
一連の流れを、なんとなく覚えてしまえば、シャワールームで体を洗っているときのように、無意識に体を動かせるようになる。もちろん、一連の流れといっても、「なんとなく」です。自分オリジナルのヨガ。それでいいんです。つまり、よくいう
だから、ストレスなく続けられたんです。テレビ視聴の「ついで」に、がんばらずに、ボォ~っと無意識に、リラックスしながらできる運動。それが私にとって、大きなポイントでした。
ヨガを、毎日するようになりました。最初は、
数ヶ月経って、慣れてきたら30分に。数年かけて、45分・60分と少しずつ時間が伸びていきました。
ムリをしないことが、何よりも大事。
ついつい気分がいい日は、「もっと時間を長くしてみよう!」と思いがちですよね。でも、それが続けられない原因かもしれませんよ。
自分の今のルーティン以上に、ハードルが高くなってしまうと、気分や体調が悪いときに、「がんばらなきゃ!」と腰が重くなってしまう。億劫になってしまいますよね。
だから、
「仕事をしているヒマがあったら、体を動かした方がいい」そうおっしゃる方もいるぐらいです。
次第に、ヨガができなかった日は、体が重く、憂鬱な気分になってきました。
ヨガをすると、すべてのことに「意欲」が沸いてくるんです。
毎朝の
実は、現在の脳研究分野の主流の考え方では、
ことを推奨していることが多い印象です。うつや不安症などの方の「脳」を調べると、「ボォ~っとするモード」になっているというデータがあるからです。
うつや不安症のときは、過去の後悔・未来の不安という【ぐるぐる思考】に陥りやすい「ボォ~っとするモード」になり過ぎていることが多い。なので、意識的に「集中モード」にしていきましょうという考え方です。
「ボォ~っとするモード」から抜け出して、「集中モード」にしていく方法として、
もちろん、マインドフルネス瞑想はとても素晴らしいと思いますし、私自身も日常的に取り入れています。ただ、最初はすこし
自分を変えていくのは、「長い道のり」ですよね。一朝一夕では、変化を実感しにくいものです。いくつかのステップ・階段を、コツコツとすこしずつ登っていく必要があるのではないでしょうか。
私にとってのマインドフルネス瞑想は、その階段の「最上階」のようなイメージです。1段目・2段目は、もうすこし
ただ、私の個人的な見解ではありますが、そもそも、なぜ「ボォ~っとするモード」が過剰になってしまうかというと、
いつもいつも「ムリヤリ集中モード」になろうとしすぎているから、脳が強制的に「ボォ~っとするモード」に切り替えようとしている。その行きつく先が、「うつ症状 ≒ 過剰なボォ~っとするモード」なのかもしれないと私は考えています。
ですが、拒絶していたのにいきなり、「ボォ~っとするモードになりましょう!」と言われても、難しいですよね。
もちろん、できる人は「マインドフルネス」「瞑想」「ボォ~っと散歩」などから始めるのがいいと思います。ですが、
・外に出るのが面倒。
・ボォ~っとできない。
・時間がない。
そう思ってしまったら、続かないですよね。まずは、
だから、家で誰の目も気にせず、テレビ見ながら、なんとなくテキト~に、ヨガっぽいことをしてみる。それぐらいから始めるのがいいと、私は思っています。そして慣れてきたら、ムリせずに1段1段コツコツと登ってみましょう。
すこしずつ
「マルチタスク」は脳が疲れる。だから、初めから「シングルタスク」でいきましょう!というのは、正しいと思いますが、理想論的でもありますよね。もちろん、「シングルタスク」で最初から継続できればそれでいいですけどね。
ダメな自分を変えていくためには、
少しずつがいい。
毎日、ストレスなく。
実績が、積みあがっていく。
自分を、好きになっていく。
自信が、ついてくる。
自分が、変わっていく。
体が、精神力を作り上げていく。そう感じるようになっていきました。
毎日の「やる気スイッチ」を押すために、
「毎日」が、とっても大事。
そして何より、毎日は「ラク」なんです。
止まっている物体は「止まり続けよう」とするけれど、動いている物体は「動き続けよう」とする。
心も同じ。
毎日だと、ラクにできる。だけど、3日に1回というように、2日休んでしまうと、
私のヨガは、16年ぐらいほぼ毎日続いています。単純計算すると、「5,840回」続いていることになります。
とにかく、ムリをしないこと。
がんばらないで、無意識にできる運動。そんな運動が見つかれば、生活と人生が激変すると思いますよ。